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FP2級に独学で合格した勉強法と勉強時間

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FP2級は独学でも正しい勉強法を行えば、確実に合格することができます。独学での合格のポイントとなるのは、学科試験の勉強法になります。学科試験の合格率を見ると、FP2級は3割前後とかなり低い数字になっています。

FP2級の学科試験は、決して難易度が高い問題ばかりではありません。きちんと勉強できれば、正解できる素直な問題も多いです。ですが範囲が広く要点がわかりにくいので、効率的に勉強するのが難しいのです。

効率的に要点を絞った勉強をすれば、独学でもFP2級の学科は合格できます。学科試験に合格できれば、実技試験をクリアすればFP2級合格となります。実技試験は、学科の内容を理解していれば対策はそれほど難しくありません。

学科を効率よく勉強して、実技対策をすることがFP2級攻略の鍵になります。FP2級の要点を絞った、効率の良い勉強法をまとめました。誰でも独学できる勉強法なので、合格のための参考にして下さい。

FP2級の難易度と合格率

FP2級の難易度と合格率は、学科試験と実技試験で大きく異なります。一般的に学科試験の難易度が高く、学科の攻略がFP2級の合格に繋がります。学科試験の対策をしかりと勉強すれば、実技試験に必要な実力は身につきます。

学科試験の難易度と合格率

FP2級は、学科試験の難易度が高く合格率が低い傾向があります。きんざいで2割前後の合格率で、FP教会で4割前後の合格率となっています。FP教会の方が高い合格率ですが、学科の問題はどちらも同じなのでFP協会の受験者の方がレベルが高い傾向にあるようです。

合格点数は60点満点中の36点以上で、点数だけ見れば難しくはありません。FP2級の学科に苦戦する理由として、範囲の広さと問題の出題形式にあります。参考書を見るとわかりますが、FP2級は覚えることがたくさんあります。

難易度は高くなくても、覚えることが多く勉強が大変なのです。ですがしっかりと勉強時間をとって対策すれば、FP2級の学科は攻略できます。勉強時間のスケジュールをしっかりと行うことが、FP2級の合格に繋がります。

実技試験の難易度と合格率

FP2級の実技試験については、学科に比べて合格率が高い傾向にあります。きんざいで4割前後で、FP教会で5割以上になっています。きんざいとFP教会で問題は違いますが、学科に比べるとどちらも合格率は高いです。

実技の試験は、50点満点中の30点以上で合格することができます。実技試験と聞くと難易度が高く聞こえますが、6割以上なので難しくはありません。またFP2級の実技は、学科が理解できていれば対策は難しくありません

しっかりと勉強しないと正解できないので、難易度としては簡単ではありません。逆に勉強すれば、確実に正解できる程度の難易度になります。実技は難しいイメージがありますが、学科の内容が理解できていればFP2級の実技に対応できる実力はついています。

FP2級の受験資格と申し込みの注意

FP2級を受験する場合、以下の資格を持っている必要があります。いずれか一つを満たせば良いので、FP3級合格者なら問題なく受験できます。3級の資格がなくても、実務経験や認定講座を修了すれば受験資格を満たせます。

・3級技能検定の合格者

・FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者

・日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者

・厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者

FP2級を受験する場合、最初に実技試験の選択が重要になります。それによって、きんざいかFP教会のどちらの試験を申し込むか決まるからです。申し込みが終わってから慌てないように、先に調べておきましょう。

一般的には、きんざいの「個人資産相談業務」を受験する人が多いです。他の実技に比べて合格率も高く、試験対策もしっかりしているのでお勧めです。特にこだわりがなければ、個人資産相談業務を選ぶことをお勧めします。

FP2級におすすめの参考書

FP2級を独学で勉強する場合、参考書選びが重要になります。要点を押さえた参考書を選んで勉強することが、合格への近道になります。FP2級の独学にお勧めの参考書はみんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP 2016-2017年になります。

FP2級の参考書で、一番シンプルな構成になっている参考書になります。必要最低限の知識を勉強できるので、効率よく勉強することができます。他の参考書に比べて、見やすさと使いやすさが大きなポイントになります。

ただし内容的には、FP2級を完全にカバーしているわけではありません。これ1冊で合格することは難しいので、他に問題集を購入する必要があります。この参考書と問題集を使えば、FP2級に合格する実力は十分つきます。

問題集としてお勧めは、最短合格2級FP技能士シリーズになります。この問題集は上巻と下巻の構成になっていて、しっかりとFP2級に必要な問題演習ができる構成になっています。'16~'17年版 最短合格 2級FP技能士はFP試験の対策本で有名な、きんざいから出版されている参考書になります。学科試験のライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用をカバーしています。きんざい出版なので、FP2級を良く分析したお勧めの参考書になります。

学科対策の問題集についても、'16~'17年版 パーフェクトFP技能士2級対策問題集・学科編がお勧めになります。FP2級の学科対策ができる問題集になります。参考書で知識をつけたら、この問題集を徹底的に勉強しましょう。きんざい出版の問題集なので、FP2級の頻出問題なども掲載されています。

FP2級の学科を完璧に勉強できるので、これ1冊勉強すれば十分です。ただし学科に特化しているので、実技の問題集を別に購入する必要があります。 FP2級の実技試験対策のお勧めも、きんざいの'16~'17年版 パーフェクトFP技能士2級対策問題集・実技編(個人資産相談業務)になります。個人資産相談業務を受験する人は、これ1冊で独学でも対策することができます。実技は選択式ですが、よほど得意な教科がなければ個人資産相談業務にすることをお勧めします。対策内容が一番豊富で、合格率も高いからになります。

他の実技を受験する人は、自分の科目に合わせて選択して下さい。

'16~'17年版 パーフェクトFP技能士2級対策問題集・実技編(生保・損保顧客資産相談業務)

'16~'17年版 パーフェクトFP技能士2級対策問題集・実技編(中小事業主資産相談業務)

'16~'17年版 パーフェクトFP技能士2級対策問題集・実技編(資産設計提案業務)

その他の学科対策として、みんなが欲しかった! FPの問題集 2級・AFP 2016-2017年もお勧めです。FP2級の学科と実技を、1冊でカバーした問題集になります。必要最低限の頻出問題をピックアップしているので、効率的に勉強できます。ただしパーフェクトFP技能士2級対策問題集に比べて、不足する部分もあります。

効率よく6~7割の点数を目指すのであれば、価値の高い問題集になります。ただしFP2級は6割以上が必須なので、安全圏を目指すならばパーフェクトFP技能士2級問題集をお勧めします。FP2級の試験日までに時間がない受験生などには、こちらの参考書をお勧めします。

FP2級の独学勉強法

FP2級は、良い参考書を使うことで効率よく勉強することができます。しかし勉強法が間違っていると、良い参考書でも結果を出すことは難しいです。特に独学の場合、学習の理解度を把握しなければFP2級の合格は難しくなります。

FP2級で確実に合格するためには、勉強の手順が重要になります。以下の手順で勉強することで、確実にFP2級に必要な実力をつけることができます。

  1. 参考書を流し読みで一読する
  2. 参考書を熟読する
  3. 問題集にチャレンジする
  4. 間違えた問題を復習する
  5. 間違えがなくなるまで復習を繰り返す

1.参考書を流し読みで一読する

FP2級の独学で最初に行う勉強は、参考書を一読することになります。この段階では集中して読むのではなく、概要を掴むイメージで読んで下さい。1回の読書で全て覚えるのは不可能なので、まずFP2級の内容を大まかに確認します。

一読の時に重要なこととして、重要なポイントを意識することです。上記で紹介した参考書は、重要ポイントがわかるレイアウトになっています。しっかりとポイントを意識して読むことで、理解度が変わってきます。

2.参考書を熟読する

参考書の一読が完了したら、次はしっかりと熟読して下さい。ここでは一つ一つの用語について、完璧に理解する気持ちで読みましょう。1回だけでは理解できなかったことも、2回目になると徐々に理解できます。

ただし2回読んだだけでは、完璧に内容は理解することができません。だからといってこれ以上繰り返して読むのは、効率的な勉強法とは言えません。FP2級についてある程度理解できたら、問題集に移りましょう。

もし2回読んで半分も理解できていないのならば、もう1回読んでみてください。参考書の7割ほどを理解できることを目安にすることがポイントになります。理解度によって問題演習の進捗が変わるので、手を抜かずに意識して読みましょう。

3.問題集にチャレンジする

参考書の理解がある程度できたら、問題集を使って実践的な勉強をします。問題演習で重要なことは、参考書を使わないで最後まで解くことです。自分の理解度を確認するためにも、わからない問題を調べるのは止めましょう。

おそらく参考書を数回読んだ程度では、50%も正解できない可能性があります。ですが最初は正解率は、あまり気にせず問題を解く集中力をつけましょう。FP2級は問題数も多く時間が長いので、集中力の持続も独学のポイントになるからです。

問題演習は、後述しますが必ず復習することを忘れないでください。FP2級は範囲が広いので、覚えたと思ってもすぐに忘れるということが良くあるからです。何度も復習をすることで、知識の定着に繋がります。

4.間違えた問題を復習する

FP2級の独学で、最も重要なことは間違えた問題の復習になります。FP2級は、基本的には暗記中心でも合格することができる資格だからです。問題集を1冊完璧にできれば、FP2級に合格することは可能です。

重要なことは、答えを暗記するのではなく正確に問題と解答を理解することです。同じミスを繰り返さないことが、FP2級に合格するための鍵になります。そのためには、どうして間違えたかをしっかりと復習しましょう。

復習する時のポイントは、解説だけに頼らず参考書も読むことです。理解できていない箇所を参考書で確認すると、すんなり理解できることがあるからです。参考書は読んで終わりではなく、復習でも活用することができます。

復習の回数は個人差もありますが、最低でも5回以上は行いましょう。出題範囲が広いので、1~2回程度の復習では太刀打ちできないのがFP2級です。5回以上繰り返せば、正解率も6~7割を超えられるようになります。

5.間違えがなくなるまで復習を繰り返す

間違えた問題は、1回では理解できていないことが多いです。そのため何度も復習することが、ミスを減らす秘訣になります。ミスの確率を減らすことが、正解率を上げる最短の勉強法になります。

基本的には3から5の繰り返しで、FP2級に合格できる実力をつけられます。学科も実技も、この勉強法をすれば対策としては十分になります。ただし間違いがなくなるまで繰り返すのは、思っているよりも大変な作業です。

なんとなく理解している段階で終わらせると、中途半端な実力になります。しっかりと理解できるまでは、何度でも繰り返し勉強して下さい。独学で勉強する場合、理解度が最も重要なFP2級合格の要素になるのです。

FP2級の過去問を使った勉強法

FP2級は、過去問を完璧にすれば合格できると言う人もいます。過去問がFP2級の試験に効果的なのは、似たような問題が出題されるからです。FP2級の問題は、基本的に同じような傾向の問題が出題されています。

全く同じ問題や、少し考え方を変えた問題などが出題されることは良くあります。その理由としては、FP2級の出題内容に大きな変化がないからです。毎年3回の試験で、その都度新しい問題をすべて考えるのは簡単な事ではありません。

そのため出題者側は、過去の問題に変化をつけて試験問題を作ることが多いです。過去問を勉強することで、そうした問題の傾向の対策をすることができます。それが過去問は絶対に勉強した方が良い理由になるのです。

FP2級の過去問は色々ありますが、FP受験研究会のFP技能検定2級 精選過去問題集(学科編)2017年版がお勧めです。この過去問集はFP2級の学科対策の過去問になります。この過去問の良いところは、厳選された問題を選んでいることです。FP2級の過去問でも、良く出る問題だけを選んでいるので効率よく勉強できます。

もう一つのお勧めとしては、2017年5月試験をあてる TAC直前予想 FP技能士2級・AFPの問題集があります。こちらは資格スクールTACから出版されている、FP2級の予想問題になります。実技の個人資産相談業務にも対応しているので、実技対策もできます。スクールの予想問題は、的中する可能性が高いので勉強する価値は高いです。

FP2級の合格に必要な勉強時間

FP2級に合格するためには、150~300時間の勉強時間が必要になります。FP3級合格者ならば、150時間ほどでも合格することは可能です。独学であれば、最低でも200時間以上の勉強時間があると余裕ができます。

勉強時間については個人差があるので、一概に何時間というのは当てはまりません。一日に使える勉強時間も違えば、覚えられる内容も人によって異なるからです。ですが今回紹介した勉強法は、ある程度の勉強時間の目安があるので参考にして下さい。

参考書の一読から熟読までは、30~40時間ほどで終わらせることができます。時間はかかりますが、熟読まで入れるとこれだけの時間が必要になります。通勤時間などを上手に利用すれば、1週間程度で終わらせることも可能です。

その後の問題演習は、150~200時間ほどの勉強時間が必要になります。一つ一つをしっかりと復習すると、これでも足りなくなる可能性があります。ただし中途半端な理解では合格が難しいので、手は抜かないで勉強しましょう。

ここまでで200時間前後の勉強時間が必要になります。時間に余裕があれば、過去問などを使って最終追い込みをすることが理想です。FP2級の独学の場合、しっかりと勉強時間を確保することが重要です。

勉強時間は個人差があるので、時間ではなく習得度を目安に勉強しましょう。最初の頃は時間があっても、徐々に時間が足りなくなることは良くあります。後から焦らないように、余裕を持ったスケジュールを立てることが重要になります。

FP2級の独学勉強まとめ

FP2級は、独学でも合格できるレベルの資格になります。簡単な試験ではありませんが、勉強すれば誰でも合格することができます。範囲が広く覚えるのが大変ですが、良い参考書と問題集を使うことが合格の秘訣になります。

またFP2級に合格するために重要なこととして、理解度の確認があります。基本的に暗記中心でもFP2級は合格できますが、曖昧な理解度では問題を解くことはできません。理解度を高めて試験に臨むことで、独学でも合格の実力を身につけることができます。楽な勉強法ではありませんが、地道に勉強することでFP2級に合格することができます。

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