小学生におすすめの本10選 集中力や創造力をアップさせる良書を厳選

小学生の子供に本を読む習慣をつけると、成長過程で様々な良い影響が表れます。

本を読むことで

  • 創造力がつく
  • 感受性豊かになる
  • 論理的思考能力が身に着く
  • 集中力が上がる
  • 記憶力が上がる

といった小学生に良い効果が期待できます。

今はスマートフォン全盛の時代のため、本を読まずにアプリで勉強する家庭も増えました。

確かにアプリも子供の学習に良い影響を与えますが、本でしか得られないものもある事実を忘れないでください。

本を読むことで、子供は様々な力を身に着けることができます。

少しづつでも本を読む習慣をつけることで、子供に良い影響がありますよ。

今回は小学生に読んでほしいおすすめの本10選を紹介します。

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きげんのいいリス


きげんのいいリス

小学生低学年向けの本です。

考えすぎで頭が重いアリ、一度でいいからひっくり返ってみたいサギ、内気なゾウ、自分の大きな鳴き声にびっくりするライオン。

この作品に登場する動物たちはみんな悩みをもっています。

他の人から見たらそんな小さなことと思ってしまうことでも、本人にとってはとても大きな悩みなのです。

リスは、そんな彼らと話し、一緒に悩みと向き合ってくれます。

悩みはどうしたら消えるのだろう?

コンプレックスを失くす方法はないのかな?

動物という形をなくして、深く深くまで考え込む動物たちと一緒に考えるお話しです。

軽いような悩みだけど実は哲学的で深いことが多い。

この作品は色んなことに好奇心をもつ小学生におすすめしたい1冊です。

誰もがみんな必ずもっている悩みについて、リスと一緒に考えてほしい。

読書には種類があって、この作品は話の筋や展開ではなく内容を楽しむ物語だと思う。

童話を読むような軽い感覚で、小さなことを深く考えられる作品の短編集なので、勉強の代わりに読んでも面白いかもしれない。

ちなみに、私の知り合いは、学校から帰ってきた小学生の子どもと一緒に読んで一緒に考えたらしいです。

トオリヌケキンシ


トオリヌケ キンシ (文春文庫)

小学生高学年向けの本です。

「トオリヌケキンシ」の札をきっかけに交流が始まったひとりぼっちの女の子と男の子。

白い壁に囲まれた部屋で何度も同じことを繰り返す少年。

不思議だと思うことから始まり、だんだん病や障害が明るみになる、ミステリー短編集。

そして、この小説に登場する病はすべてありふれたものではない。

何万分の一の確率でなってしまうものや、なぜかもって生まれてきたものがほとんどである。

思い通りにならず、上手く動けない状況にも必ず光が見えることを教えてくれるおはなし。

病や障害、自分の考える普通が普通ではないことを知ってほしいと思ったので、私はこの本を小学生に紹介します。

もしかしたら、同じクラスや同じ学校に自分とは少し違う同級生がいるのではないでしょうか。

そんな彼らに対しての考え方もこの話を読むことで変わってくると思います。

思い通りにならず上手くいかない状態というのは、病気や障害をもっている人だけではないのです。

誰にだっていつかはそんな時が訪れます。

そうなった時に光を探すことを忘れないでほしいと願います。

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そういうふうにできている


そういうふうにできている (新潮文庫)

小学生低学年~高学年向けの本です。

腹の中にいる。

何かがいる。

著者は、妊娠した時にそう感じたらしい。

妊娠の発覚からつわり、妊娠による便秘との闘い、帝王切開による出産、出産後の断食期間への涙、姓名判断の本を参考に一波乱あった子どもの名付け。

さくらももこの笑える語り口で描かれる子どもを授かるということ。

気持ちよく笑える一方で、この本は妊娠して出産するまでの女性の本音、気持ちに寄り添っている。

だんだんお腹が大きくなっていくことへの少し不気味な感情、部分麻酔で赤ん坊を取り出す時の奇妙な感覚。

改めて赤ん坊が生まれることは、大変な奇跡である。

この本は小学生の全学年に読んでほしいと思う。

子どもがお腹にいる期間の生まれるまでと生まれてからのどちらも、多くの人の支えのなかがあってこそのことだとこれほどわかりやすく表現した作品は他にないだろう。

例えば、妊娠中は便秘になりやすいらしい。

そのことを知ったさくらももこは、自らを快便女王と豪語し、絶対便秘になるものかと決意していた。

しかし、ある日全くでなくなってしまった。

彼女はお腹に力を入れて力いっぱい出そうとした。

でそうででない大便のことを彼女はなんと呼んだだろう?ここでは言わないが、さくらももこは誰でも簡単に理解でき、笑える単語で表した。

トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ


トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ

小学生高学年向けの本です。

くさむらから飛び出すスズメ、屋根のしたに巣を作るツバメ、よくゴミをあさっているカラス、駅前でみかけるハト、金切り声で叫ぶヒヨドリ。

日常生活で私たちが見かける鳥たちはよく知っている。

けれど、実は私たちが知らなかった彼らの顔を見ることができるのがこの本である。

カラスは迷惑なようで実は街の掃除屋さん、スズメの寿命は長くない。

身近にいすぎて知った気になっていた、鳥たちの素顔にきっと感心するかも。

マンガ家・マツダユカのゆるい4コマ漫画とともに、鳥の生活を垣間見ることができる作品。

マンガ家・マツダユカと鳥類学者・川上和人のコラボにより、野鳥の生態や魅力がわかりやすく描かれている。

いるなぁと存在程度にしか気にかけていなかった、野鳥が違った気持ちで見ることができる。

そうか、この鳥たちも生きるために必死なんだなと、なんとなく鳥たちに共感できる点がこの本の良いところだと思う。

カラスにはカラスなりの苦労が、スズメにはスズメなりの生き残り戦略が、私たち人間には人間なりの生き方が、それぞれ存在するのだと私は思う。

そんなことが理解できそうな、それなりに大人でそれなりに子どもな小学生に教えたい一冊だ。

二人のロッテ


ふたりのロッテ (岩波少年文庫)

小学生高学年向けの本です。

ある夏、林間学校でスイスにお泊りしていたルイーゼは、髪の色、顔、背丈、鏡に映った自分のように全てがそっくりなロッテと出会い衝撃をうける。

やがて、お互いに心を許しあう仲となった二人は、父と母が離婚して自分たちを離れ離れにしてしまったことを知る。

なぜ、二人は別れてしまったのだろう?不思議に思いつつも、家族4人で暮らしたいロッテとルイーゼは、入れ替わる計画を立てることにした。

ロッテはルイーゼに、ルイーゼはロッテになり、それぞれ父母の下へ帰った二人の計画ははたして上手くいくのか。

この本は、主人公二人のたくらみにわくわくして、親が子どもを想う心情に涙を流せる話である。

ロッテとルイーゼが入れ替わった後は、いつ正体がばれてしまうのかとはらはらどきどきしていた。

なにしろ二人は正反対の性格なので、周囲の人々はすぐに何か違うなと思い始める。

一人は勝ち気でおてんばな性格、もう一方はおとなしく内気な性格。

そんなふたりが入れ替わったら当然、すぐにばれてしまいそうだが、意外と気がつかない。

いつばれるかとハラハラドキドキを味わうのが楽しい点でもある。

ただ、それと同時に父母には早く気がついてほしいと願ってしまう。

2人が指し示す静かなサインに早く気がつくことを願いながら、小学生に読んでほしい。

なぜなら小学生高学年は、それなりに大きくなって子ども心を忘れていくかもしれないから。

となりのせきのますだくん


となりのせきの ますだくん (えほんとなかよし)

小学校低学年向けの本です。

朝起きると「学校にいけない…。」そんな気がする「みほちゃん」。

学校は、嫌いな体育や算数の授業があるし、嫌いなものも食べないといけません。

そしてなにより、学校には、「みほちゃん」にとっていつも意地悪で怖い存在である「ますだくん」がいます。

そんな「みほちゃん」から見た「ますだくん」を「怪獣」として描いた作品となっています。

学校に行くのが何となくしんどい。

何となく学校のことを考えると憂鬱になって体が重くなるんだけども、熱があるわけでもないから学校に行かないといけない。

そういった経験は実際多くの人がしていると思います。

そんなみんなの気持ちに寄り添ってくれる作品となっているのでおすすめです。

また、作中で描かれている「ますだくん」の様子を通して、自分がしたちょっとした意地悪が相手にどんな影響を与えるのか考えさせられる作品となっています。

相手の気持ちを考える勉強として良い作品だと思います。

あらしのよるに


大型版 あらしのよるにシリーズ(1) あらしのよるに

小学校中学年向きです。

1巻目にあたる『あらしのよるに』をはじめとしたシリーズものとなっています。

ある嵐のよる、真っ暗な小屋の中で出会い意気投合した二匹。

彼らは、互いに「食べる・食べられる」という関係であるヤギとオオカミでした。

真っ暗な中で会った二匹はそれに気づかず、再び会う約束をします。

ヤギとオオカミという互いに相いれない存在である二匹の友情がえがかれた物語となっています。

この作品は、ヤギとオオカミという普通では仲良くなることがないであろう2匹の間に友情が芽生え、その友情により、互いに関係性を維持しようと努力する姿がえがかれています。

人間社会において、偏見や差別意識によって、さほどお互いを知らないまま相手を嫌ってしまう人がいます。

この作品では、そういった偏見や差別意識をなくして相手を深く知ることで、互いに分かり合える関係になることができるんだということを教えてくれます。

このような価値観を育てるためにも、大人になる前の小学生の皆さんに読んでほしい本となっています。

また、感動できるとともに、作品のハラハラ感がどんどん読み進めさせてくれるので、面白く読めると思います。

チョコレート工場の秘密


チョコレート工場の秘密 – Charlie and the ChocolateFactory【講談社英語文庫】

小学校高学年向けです。

映画化され話題になった作品でもあります。

ごく普通の少年であるチャーリーが住む街には、世界で一番大きく、謎の多いチョコレート工場があります。

その工場に世界でたった5人の子供のみが招待されるという機会がありました。

運よくその中に選ばれたチャーリーは、工場見学を通してその工場の秘密を知っていくことになります。

少しびっくりするような奇妙で少し恐ろしい展開が楽しめます。

この作品は、奇想天外な展開がテンポよく進んでいく面白さがあります。

「謎の多いチョコレート工場」は、子供たちにとってあこがれる、なんとも魅力的な世界だと思います。

作品の内容量としては、少し多くなるので小学校高学年向きとなりますが、ワクワクするような世界観と読者を引き込むような描き方は、子供の心をぐっとつかんでくれるおすすめの作品となっています。

ぼくの羊をさがして


ぼくの羊をさがして

小学校高学年向きです。

ボーダーコリーの子犬、ジャックは、ボブさんの羊牧場で暮らしていましたが、羊牧場の火事によってペットショップで売られてしまうことになります。

立派な牧羊犬を夢見ていた誇り高いジャックにとって、ペット生活はたえられるものではなく、逃げ出します。

小さな犬の放浪物語がえがかれます。

小さな子犬とは思えない誇りの持ち主で、一生懸命に健気に頑張る姿に心打たれる作品となっています。

自分が置かれている状況や、自分が何をしてどのように生きていくのか将来について考え始めるときに、この作品を読むことでそのヒントを得られたり、勇気づけられると思います。

あれこれ思い始めるようになる小学校高学年くらいの子供たちに読んでほしいと思います。

バッテリー


バッテリー 全6冊合本版 (角川文庫)

小学校中学年~高学年向けです。

シリーズ化されており、映画化やアニメ化もされています。

中学入学を目前に控えた春休みに引っ越してきた原田巧は、自らのピッチャーとしての才能に自信をもっていました。

巧は同級生である永倉豪と出会い、バッテリーを組むことになります。

我の強い巧と様々な試練を乗り越えながら友情を深めていく姿がえがかれます。

リアルな人間関係、そこで生まれる友情がえがかれているこの作品では、青春真っただ中だからこその葛藤や、成長がえがかれています。

そこにえがかれる人間関係や悩みのリアルさは、子供たちにとって非常に共感できるものになっています。

また、作品を通して、仲間や親友、家族といった人とのつながりの大切さを学ぶことができるので、中学校に入る前の小学校高学年くらいの子供たちにおすすめの作品となっています。

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