受験勉強で一躍有名になった「スタディサプリ」ですが、その勢いは小学生の勉強まで変えてしまいました。
小学4年生から始める「小学講座」を設定し、瞬く間に世の小学生に欠かせない必須アイテムとなったのです。
スタディサプリがこの小学講座で対象としているのは、勉強に遅れてくる小学4年生からの高学年になります。
あまりに口コミでの評判が高く利用者も多いため、我が子も使わなくてはと多くの親御さんがスタディサプリに申し込んで今うs。
ですが、ちょっと待ってください。
本当にスタディサプリで成績が上がるのか、小学生にスタディサプリは必要なのかをよく考えてみて下さい。
スタディサプリが小学生の勉強を変えるほどの効果がないのであれば、無理して使う必要はありません。
そこで今回は、巷で噂のスタディサプリ「小学講座」で小学生の成績が上がるのかを見ていきたいと思います。
スタディサプリで小学生の成績は上がるのか
スタディサプリの評判が高いとはいえ、本当に効果があるのか疑問に思っている人も少なくないでしょう。
大学受験では基礎を覚えるのに一番良いという口コミはありますが、小学講座に関してはどうなのでしょうか。
まずスタディサプリの効果について答えを言ってしまいますが、スタディサプリで小学生の成績を上げることはできます。
無料体験もあるので、まずはどんなものか試してみてください。
神講師と呼ばれる先生方の授業は、小学校の先生とは別次元のものになります。
子供が勉強に興味を持つ説明、なぜを解決できる丁寧な解説など、成績アップの秘訣が組み込まれています。
ただし大事なことは、スタディサプリを使った勉強法になります。
この勉強法さえ間違えなければ、誰でも高学年の内容を理解できるようになるでしょう。
具体的な勉強法は後ほど説明しますが、まずはスタディサプリ「小学講座」の内容について見ていきたいと思います。
スタディサプリ小学講座を丁寧に解説
スタディサプリ小学講座は、メインとなる国語・算数・社会・理科の4つの教科を学習することができます。
※算数は入門編もあります。
それぞれ一流の講師がわかりやすく説明するのですが、塾や家庭教師などとはどう違うのかを説明したいと思います。
スタディサプリ小学講座国語
国語はあらゆる学力の基礎となります。
読解力が正しく身に着いていないと、問題文を正確に理解できません。
また曖昧な答え方をしやすい教科で、勉強しなくてもそこそこテストで点数が取れてしまいます。
ですが、この曖昧な解き方でも正解できるのが国語の力を伸ばせない一番の原因になります。
なんとなくで解けてしまうと、教科書に出てくる文章の問題が解けたとしても、初めてテストで読む文章だと正解率が下がることがあります。
スタディサプリの小学講座の特徴は、中途半端に国語を解くのではなく、正確に文章を読み解くための「読解力」を身に着けるためコツを指導しています。
スタディサプリの小学講座は教科書準拠ではないので、国語の教科書に沿った内容ではありません。
ただし、各学年の学習指導要領にある学習内容には沿ったものなので、実際に使用している教科書と照らし合わせをして学習計画も考えると、学校の授業に対する効果的な予習・復習になります。
小学講座国語のスーパー講師陣の授業は、学校の国語とは一味違うのできっと驚くことでしょう。
山崎萌先生
学生時代から教壇に立っていて、現在は関西の大手予備校に勤務しています。
そこでは最難関クラスを担当し、多数の合格者を輩出するなど目覚ましい実績があります。
先生自身小学生の頃は国語が苦手で、努力をして最終的に100点が取れるようになったそうです。
授業では先生がかつて成績を上げた勉強方法を指導してもらえます。
裏垣暁広先生
中学受験を指導している大手の進学塾で国語を十数年担当しています。
実際に教材やカリキュラム、模擬試験なども手掛けていて、灘や東大寺といったさまざまな学校を志望する生徒を指導しています。
裏垣先生は国語に対する苦手意識を持たないような授業を心掛けているそうです。
国語の勉強方法がわかりにくいという生徒にも、国語は文章の中に答えがあるということを授業ではわかりやすく指導してもらえます。
スタディサプリ小学講座算数
小学生が嫌いでつまづきやすい教科は圧倒的に算数が多いといわれています。
その主な原因は本当は理解できていないのに、それを放置して次の単元に進んでしまうからです。
逆に算数が得意な子供どもは、納得するまで質問をし、問題が解けるまで考える傾向にあります。
ところが算数が苦手な子どもはわかった気になってしまっていて本当は理解していない悪循環に陥るのです。
スタディサプリ算数講座の特徴は、算数嫌いな子どもの興味をうまく引きながら授業を進めていくことにあります。
小学講座の場合、子どもに対して語り掛けるようなスタイルで授業を行い、動画でありながらマンツーマンで授業を受けているような感覚になるのです。
算数に関しては、スタディサプリの授業内容は教科書準拠ではありません。
学校の授業と切り離して勉強をしたほうがよいですが、学習指導要領の各学年の学習内容には対応をしているため、学校で使っている教科書と照らし合わせながら学習計画を立てると学校の授業の予習・復習になりより効果的です。
算数も国語と同じように素晴らしい先生が揃っています。
尾﨑正彦先生
算数授業の改革や学校改革で教育奨励賞文部科学大臣賞をはじめとした数々の賞を受賞しています。
公開授業や講演会をおこなうと思考力や表現力を鍛える算数授業の創り方を学ぼうと教室からあふれるほど多くの教師が受講します。
全国の多くの小学校へも指導者として招かれている、思考力を鍛える算数・数学界の立役者といえます。
繁田和貴先生
久我山、西永福、下高井戸、駒込、日吉といった地域で、中学受験に強い完全1対1の個別指導塾を展開しているTESTEA(テスティー)塾長を務めています。
開成中学から開成高校経て、東大経済学部卒です。
学生時代には有名進学塾SAPIXで3年連続1位を獲得しており、中学受験の際は開成、筑駒、慶應、灘、といった難関校に全て合格した実績の持ち主です。
15年間で3000人以上を指導し、生徒のモチベーションを高め、勉強法を次々に改善していく指導力には定評があります。
人間的にも魅力的で生徒・保護者から絶大な信頼を得ています。
中学受験を成功に導く熱き「開成番長」と呼ばれています。
スタディサプリ小学講座社会
小学校では、1年生および2年生では生活科として学んでいたものが、3年生になると理科と社会に分かれます。
勉強する教科が増えるのはもちろん、内容も徐々に複雑なものになっていきます。
社会では、身近な生活に関わることをはじめ、歴史まで広く勉強し、覚えることが多いので、つい丸暗記の学習になりがちです。
しかし小学校で学習したことは中学校での社会の学習のベースになるので、苦手意識を持たないようにしておかなければなりません。
スタディサプリ小学講座の社会は知識を学ぶのはもちろん勉強に対する姿勢も学ぶことができます。
社会は算数のように積み重ねが必要ではなく、暗記が中心の教科のため、比較的得点がとりやすく、成績アップにつながりやすい教科ではあります。
しかしながら、スタディサプリでは、「なぜ?」と疑問にもつことを大切に授業が進んでいきます。
そうして興味を持つことが勉強の第一歩となっていくのです。
社会の講師も実績ある実力派が揃っています。
玉田 久文先生
小学年生から6年生の社会の基礎と応用レベルを担当しています。
2006年から中学受験専門塾の社会科講師として首都圏の学習塾で活躍し、社会は興味を持ちさえすれば得意科目になるという考え方のもと、生徒が興味を持てる楽しい授業を展開することで好評を得ています
2010年には株式会社を設立して、現在は横浜を拠点に中学受験専門塾を経営しています。
スタディサプリの先生の中でも屈指の授業の聞きやすさで、話し方もテンポもよく、内容も子供たちの興味を引く話ばかりです。
スタディサプリ小学講座理科
理科は計算問題が中心となる、物理系や化学系の分野があります。
このため、算数が苦手だと必然的に理科も苦手になります。
また、算数が得意でも、文章題になると成績が伸びない子どもも多くなります。
これは特に理科の場合は問題文が長いことが多く、読解力が不足しているからです。
さらに、物理分野などではたとえば梃子の原理について棒の重さを考えないなど、現実にはありえない状況を想定することも理解を難しくする要因です。
こうして理科は面倒だからやりたくないという拒否反応が生まれていきます。
小学生で習う理科は本来こうした面倒な計算や読解能力だけでなく、身の回りに起こるさまざまな現象を題材にした楽しい科目です。
スタディサプリでは小学4年生では天気や季節、5年生になると動植物や水、6年生ではそれまでの学習を踏まえて音や気体といったさらに高度な自然現象などについても学習します。
スタディサプリの理科は、普段は常識だと認識している思い込みを覆して、子どもが驚くような授業を展開していきます。
そんな子供の興味をそそる優れた講師が揃っています。
冨山篤先生
小学校4年生から6年生までの基礎レベルを担当しています。
理科講師として大手進学塾の長年教壇に立ち続け豊富な経験があります。
テキストの作成や公開模試の作成において責任者も務めてきた中学入試対策と実験のプロフェッショナルです。
現在までに多くの受験生を合格させ、入試対策だけでなく、子どもたちに科学に対する意識を高められるような授業や実験を日々実践しています。
相馬 英明先生
小学校4年生から6年生までの応用レベルを担当しています。
大手進学塾において、理科に特化して、32年間指導し続けた、理科のプロフェッショナルです。
ノウハウは多岐にわたり、同塾内では、最優秀教師賞7年連続で受賞しています。
また、全国指導力コンテスト大会では2年連続準優勝に輝いています。
常に全力・全開・全速力をモットーに最高の授業を心がけています。
スタディサプリを使った小学生の勉強法
スタディサプリは優れた教材で評判も良いですが、1回動画を見ただけで成績が上がるほど勉強は簡単ではありません。
もちろん1回見ただけでもポイントを理解できるほどの効果はありますが、それだけで成績を上げるのは正直なところ難しいと思います。
もし1回見て満点とれるのならば、恐らくほとんどの小学生が満点になってしまうでしょう。
1回見ただけで満点とはいきませんが、勉強のコツを掴めば高得点を量産することは難しくありません。
小学生の成績を上げるためのスタディサプリの使い方としては、以下のポイントを押さえることが大事になります。
- 同じ時間帯に勉強をする
- 最低でも3回は復習する
- 慣れるまでは親も一緒に勉強する
- テキストは定期的に勉強する
基本的には上記のポイントを押さえた勉強をすれば、スタディサプリで小学生の勉強を効率化することができます。
勉強ができる子供が実施している方法と、それを効率化できるスタディサプリの勉強法を組み合わせています。
一つ一つ解説していくので、スタディサプリで小学生の勉強をマスターする参考にして下さい。
同じ時間帯に勉強する
これはスタディサプリとは関係ないのですが、勉強の効率を上げるには同じ時間帯に勉強する癖をつけることをおすすめします。
同じ時間帯に勉強することで、勉強を習慣化でき集中力を身につけることができるからです。
例えば毎日18時から30分は、勉強時間として確保してみてください。
最初は長時間勉強することはできないので、10分から始めても問題ありません。
スタディサプリは10分で勉強できる講義もあるので、まずは勉強になれることから開始しましょう。
小学生は集中力がないので、同じ時間に勉強して勉強を習慣化する癖をつけてください。
スタディサプリは集中力がない子供でも、動画を何となく見るだけで勉強になるので効果は高くなります。
1日10分の勉強を1週間継続したら、勉強時間を15分に伸ばしてみましょう。
個人差はありますが、少しづつ勉強時間を伸ばすことで、勉強嫌いな小学生でも無理なく集中できるようになります。
スタディサプリなら机に向かわなくても勉強できるので、リビングで勉強するのもおすすめになります。
小学生の間はあまり長時間勉強しないくても良いと思います。
1時間の勉強に慣れれば、勉強の習慣化はできるので無理に長時間勉強させる必要はありません。
最低でも3回は復習する
小学生のスタディサプリの勉強法で大事なことに、必ず最低でも3回は復習することがあります。
スタディサプリの授業は小学生にも理解しやすい説明ですが、1回で全てを覚えることは難しいでしょう。
人間の記憶は繰り返し見聞きすることで定着します。
個人差はありますが、最低でも3回は繰り返しスタディサプリの講義を復習してください。
つまらない授業を3回聞くのは苦痛ですが、スタディサプリは一流の講師の授業なので、何度聞いても新しい発見があると評判が良いのも特徴です。
回数は3回と言いましたが、理解できなければ5回でも10回でも復習することをおすすめします。
スタディサプリは動画による講義なので、参考書を何度も読み返す苦痛はありません。
ここでもう一つのポイントは、流し見でもある程度の効果がある勉強法になります。
集中しなければ勉強の意味がないと思うかもしれませんが、なんとなく見ていてもある程度は頭に入ってきます。
スタディサプリの流し見の場合は集中するよりも回数が必要ですが、お風呂などのちょっとした時間も使えるのでおすすめです。
小学生のスタディサプリを使った勉強法では、この繰り返しの復習が最も大事なことになります。
同じ動画を何回も見ると効果がないと思うかもしれませんが、実際にはこの勉強法は覚えるのにかなり効果的です。
慣れるまでは親も一緒に勉強する
小学生が一人でスタディサプリを見るのは、思っている以上に最初は苦痛です。
スタディサプリは良い授業がほとんどですが、それでも小学生が楽しくスタディサプリで勉強できるのは内容を理解できるようになってからです。
この最初の入り方で失敗すると、スタディサプリは効果がないという結果になってしまいます。
これを防ぐためにも、小学生は親と一緒にスタディサプリを勉強するのがおすすめです。
親と一緒と言っても、別に親も頑張って勉強してくださいという意味ではありません。
小学生は一人で勉強するのが苦痛なので、勉強に慣れるまでは親も一緒に見てあげると効果的です。
この方法で勉強を癖付けすれば、徐々に一人で見ることができるようになります。
もし年齢の近い兄弟がいれば、一緒にスタディサプリを使うのも効果的な勉強法です。
小学生同士ならば、片方の子供には良い復習の教材になるからです。
常に親と一緒だと飽きてくるので、たまには別の人と一緒に勉強するのもおすすめになります。
テキストは定期的に勉強する
小学生の勉強は、今まではテキストを読んで問題を解くのが一般的でした。
進研ゼミなどの教材も、赤ペン先生はいますが基本的には自分でテキストを使って勉強する必要があります。
スタディサプリは、そんなテキストではなく動画で勉強できる画期的な方法です。
集中力のない小学生でも、何となく動画を見るだけで勉強できるのは凄いことだと思います。
ですがスタディサプリを動画だけで勉強すると、どうしてもテストに弱くなってしまいます。
テストで良い点を取るには、しっかりと問題を理解して回答する力が必要になります。
スタディサプリの動画は理解力を上げるには良い教材ですが、動画を見るだけではテストの問題は解けないケースが多いです。
テストでしっかりと結果を出すには、問題集などのテキストを使った勉強が必要になります。
小学生におすすめの勉強法としては、スタディサプリを3回勉強したら実力試しでテキストを使って問題演習をしてみましょう。
知っているつもりでも間違える問題があると思うので、間違えた問題はしっかりと復習してください。
目安としては1週間に1~2回ほどテキストを使うのが効果的です。
小学生は毎日テキストを使った勉強を退屈に感じるので、その意味ではスタディサプリとの組み合わせが効果的です。
吸収力の高い小学生の時期ならば、スタディサプリとテキストで小学校の単元ならほとんど理解できるようになると思います。
スタディサプリは小学生の救世主になる?
スタディサプリを使った小学生の勉強法について説明しました。
月980円の動画授業でここまでの質が出せるのは、さすが大手のリクルートと言ったところでしょうか。
ただし穴がないわけではなく、やはり勉強に興味がない子供は飽きてしまう可能性もあります。
小学生なので集中力がないのも当然ですし、いくら良い教材だからと言って無理に見せようとすると勉強の逆効果になるかもしれませんね。
- 親と一緒に見る
- 集中しなくていいから流し見する
- 終わったら好きなことをさせる
など勉強法を工夫することがスタディサプリを上手に使うコツになります。
スタディサプリは勉強を効率化できる小学生の強い味方になりますが、必ず成績が上がるわけではありません。
前述した通り、勉強は復習を繰り返すことで理解度を上げることができるからです。
なかなか成績が上がらない小学生は、復習をせずに勉強しているケースがほとんどです。
しっかりと復習する癖をつければ、スタディサプリを使って成績を上げることができるでしょう。
小学生は勉強に興味を持つことができれば、ぐんぐん成績を伸ばすことができます。
小学校の授業はマニュアル的なものが多く、なかなか授業に興味を持つことができない子供も多いです。
スタディサプリの講師陣は、この勉強に興味を持たせる工夫を授業に組み込んでいます。
そして多くの小学生が、スタディサプリで実際に成績を上げています。
だからスタディサプリがこれだけ人気になり、口コミで利用する人が増えているんですね。
スタディサプリは無料で体験できるので、子供の成績アップに役立つか、まずは無料体験で確認してもいいですね。
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