お茶の水女子大学附属中学校の偏差値と評判 広い視野をもつ人間を育む名門国立中学校【中学受験】

お茶の水女子大学附属中学校は、1882年に御茶ノ水の地に開校された、東京女子師範学校附属女学校を前身とするお茶の水女子大学附属中学校。

東京女子師範学校の開校から約140年、新制中学校として発足以来も70年以上の歴史をもつ伝統校です。

通称「お茶中(おちゃちゅう)」は、自主自律の精神を重んじ、個性を生かす教育を目指しています。

なお、附属高校は女子教育の名門校として知られ、高い進学実績を誇ります。

今回は、中学受験で根強い人気をもつお茶の水女子大学附属中学校について解説するので参考にしてください。

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お茶の水女子大学附属中学校の特徴

お茶の水女子大学附属中学校は、東京都文京区大塚にある国立小中高一貫校になります。

附属幼稚園~中学校は男女共学ですが、高校・大学は女子のみです。

そのため、男子生徒は全員外部進学を余儀なくされますが、ほとんどの女子生徒は内部進学で附属高校に進むことができます。

附属中学校の生徒の男女比は1:2を基本としており、生徒の2/3が女子生徒です。

中学校からの入学が最も難関(特に女子)とされています。

「自主自律・広い視野」の校訓のもと、カリキュラム研究や帰国生徒教育研究などを通して、探求することの楽しさを発見し、主体的に生きる力を養うための教育課程を編成しています。

中でも、国立大学附属初めての試みである「コミュニケーション・デザイン科」が設置されています。

発想力や課題を解決するための思考力などを養うことを目指しています。

お茶の水女子大学附属中学校の制服は伝統的なセーラー服と詰襟ですが、特に女子の制服に特徴があります。

「お茶中ベルト」と呼ばれる徽章がついたベルトをセーラーの上に着用します。

これは明治39年から使用されてきたものです。

当時の制服は「和服に袴」。

徽章つきベルトを袴の紐の上にしめていました。

お茶の水女子大学附属中学校の基本情報

お茶の水女子大学附属中学校の基本情報は以下になります。

学期 2学期制
登校時間 8:15
完全下校時間 17:30
土曜授業 なし
制服 あり

その他には1学年の人数が約120人で、3クラスで構成されています。

交通アクセス

アクセスはとても良く、電車の徒歩圏内になります。

・東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅徒歩7分

・東京メトロ有楽町線護国寺駅徒歩13分

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お茶の水女子大学附属中学校の偏差値

お茶の水女子大学附属中学校の入試日は2月3日です。

例年、男子より女子の方が偏差値が高くなっています。

2019年度の偏差値を見てみましょう。

80偏差値 50偏差値
男子 50 45
女子 66 62

参考:四谷大塚

80偏差値、50偏差値という数字はそれぞれ、合格基準偏差値(%)を意味します。

この数値は合格を保証するものではないので、あくまで目安としてください。

お茶の水女子大学附属中学校の倍率

お茶の水女子大学附属中学校の2019年度の倍率を紹介します。

募集人数 受験者数 合格者数 実質倍率
男子 約25 39 27 1.4
女子 約30 183 30 6.1

やはり女子が激戦ですね。

お茶の水女子大学附属中学校の評判

お茶の水女子大学附属中学校の評判はとても良く、都心のど真ん中にありながら、緑豊かな大学構内にあるので落ち着いた環境で学校生活を送れます。

女子が多いので当然女子の勢力が強く、男子は大人しい男子が多いそうですが、男女仲は悪くないとのことです。

附属らしいのびのびと元気な雰囲気で、いじめの話はほとんど聞こえてきません。

何かあれば、先生が早めに対応しているので、大きなトラブルには発展しないそうです。

校則はゆるやかで、自由と自主独立を尊重する中学校です。

お茶の水女子大学附属中学校の進学実績

お茶の水女子大学附属中学校の大学の進学実績を紹介します。

難関大学志望者が多く、近年では国公立理系学部への合格者が多くなっています。

お茶の水女子大学附属中学校の中学受験対策

入試問題は、各科目とも、思考力と応用力を要する難易度の高い出題内容となっています。

自分の考えを整理して、短時間で正確に物事を表現できる力をつけることが大切です。

過去問などの類似問題を繰り返し練習しておきましょう。

また、放送問題に特徴があり、聞き取ったらメモを取る癖もつけておきましょう。

算数

大問数5題。

前半は計算問題・小問集合、後半は平面図形や旅人算の応用問題が出題されます。

図形の比重が高く、理科や家庭科など、他教科の知識が求められる設問もあります。

基本的な思考を積み重ね、高度な思考力・推理力を試そうという出題意図が見られます。

国語

大問数3題。

放送問題が1題、論説文読解が1題、詩・随筆などが1題という構成です。

基本的には選択問題中心ですが、自分の考えや要点をまとめるなど、分量の多い記述もあるため、文章を書きなれておく必要があります。

理科

大問数3~4題。

4分野からまんべんなく出題されており、一つの単元に限らず総合問題のようになっている出題も見られます。

単なる知識ではなく科学的な思考力を見るのが狙いです。

日常的な事柄や実験・観察を扱った図の読み取り問題が多く、読み取り力が必要となります。

社会

歴史・地理・公民5~6題で構成されており、3分野の融合問題が比較的多いのが特徴です。

全体的に、知識よりも思考力を重視する構成で、自分の持っている知識のすべてをいかに応用していくかが重要となります。

中学受験の勉強は基本の定着と出題傾向の対策が必要

今の中学受験は、昔に比べて受験生も増え難易度がより高くなってきました。

少子化の影響で受験者数が減少するかと思われていますが、より子供に良い教育を受けさせたい親も増えていて中学受験はより激戦になっています。

ただし勉強法に大きな違いはなく、中学受験レベルの基礎の定着と学校ごとの出題傾向対策で合格は可能です。

中学受験レベルの基礎に関しては、中学受験で偏差値を上げる確実な勉強法も参考にして下さい。

学校ごとの対策は塾を利用するのが効果的ですが、基礎ができていないと歯が立たない可能性もあります。

焦る気持ちもあるでしょうが、中学受験は親子のコミュニケーションも重要です。

子供の学習状況をしっかりと把握して、最善の状態で中学受験に挑めるように親も一緒に努力していきましょう。

受験中は辛い時期が多くなりますが、それを一緒に乗り越えると子供だけではなく親も成長できます。

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