中学受験の偏差値が高くても失敗する例

中学受験は偏差値が重要ですが、高ければ必ず合格できるとは限りません。

実は偏差値だけを重視してしまうと、思わぬ落とし穴に落ちてしまうこともあります。

中学受験で偏差値が高くても失敗してしまうのは、どんな時なのでしょうか。

 

偏差値は各教科で確認すべき

例えば総合判定で偏差値55を出したとしても、各教科の内容で意味がかなり変わります。

例を上げると、算数が得意で70近い偏差値を出し、国語や社会、理科が50前後の場合があるとします。

この場合、かなり算数と国語で高い偏差値を勝ち取ったと言ってよいでしょう。

 

一見すると良い成績に見えますが、これは危険な偏差値の取り方になります。

もし算数の成績が本番で悪かったら、一気に偏差値が下がってしまう可能性があるのです。

もちろん普段から成績が良い場合は、本番で一気に落ちることは滅多にありません。

 

しかし絶対という言葉はないので、得意教科に偏った点数の取り方は気をつけましょう。

逆に全ての教科が60前後のほうが、安定して合格できる可能性が高いです。

偏差値を見る場合は、偏っていないかをしっかりと確認して下さい。

 

合格判定も同様に気にするべき

もう一つ重要な事は、合格判定もしっかりと意識すべきということがあります。

総合でA判定だったとしても、各教科で偏りがあると危険です。

偏差値同様に、合格判定もバランスよくA判定がないと失敗するかもしれません。

 

特に得意教科に頼る勉強をしている人は、本番で失敗する可能性が高いです。

試験本番の内容が変化している現代の中学受験では、一つの教科に頼った勉強は良い方法とは言えません。

バランスよく点数を取ることが、中学受験合格の鍵となるのです。

 

その意味で、合格判定もしっかりと各教科を確認することをお勧めします。

総合判定だけに浮かれてしまうと、大きなミスを犯す可能性があります。

きちんと冷静な目で分析することが、中学受験合格に繋がるのです。

 

偏差値は模試によっても異なる

偏差値を重視している場合、受験した模試によって変わるのも覚えておきましょう。

日能研などの有名塾の模試は、首都圏模試センターなどに比べるとかなり偏差値が低くなります。

これは受験する生徒の質もあるので、一概に偏差値が低いから悪いとは言えません。

 

自分の受験校に合った模試で判断するのも、中学受験の勉強では重要になります。

偏差値が悪いからといって、急に焦らないように模試の特徴も把握しておきましょう。