中学生に読んでほしいおすすめの本10選!思春期に読書をするメリット

中学生の頃に本を読むことは、脳にとても良い影響があるのでとてもおすすめです。

活字って勉強のように感じて本が嫌いな中学生も多いですが、読書は人生においてかけがえのない財産になります。

中学生という思春期に読むからこそ、感じられる感動や高揚感など感受性を高める意味でも本はおすすめです。

そんな中学生に読んでほしいおすすめの本を紹介します。

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星の王子様 サン・テグジュペリ


星の王子さま (新潮文庫)

星の王子様は火山と薔薇のある星に住んでいました。

ある時、星の王子様は旅に出る事を決め、旅立ちました。

星の王子様は色々な星を巡ります。

少し童話のような雰囲気の中、旅先で王子様は色々な人に出会います。

それぞれの星で個性的な人に出会い、王子様はその都度、人との出会いや気持ちを率直に呟いています。

色々な思いを抱きながら、やがて地球にたどり着きます。

王子様は地球のあちこちを見て回りながら、ある時、決心します。

少し童話のような哲学のような旅行記です。

この本は老若男女問わず人気があり、 楽しめる話です。

それでも特に中学生に読んで欲しいと思います。

何故なら、子供から大人に変わる絶妙な時期だからです。

子供の心を持ちながら、でも大人になりたいと背伸びをしている時期。

そんな時期にちょっと大人の世界を垣間見て欲しいと思います。

これから大人になって社会に出た時、大人の世界は時に残酷で、思い描いていた社会とは全く違う夢のない所と感じてしまうことがあるかもしれません。

そんな時はこの本を思い出して欲しいです。

いつも何かに疑問を持っていたあの頃、納得がいかない事に立ち向かっていたあの頃。

ここにちゃんと帰る場所があるんだって思って欲しいです。

アルケミスト 夢を旅した少年 パウロ・コエーリョ


アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

ジャンルは旅行とファンタジーの要素がはいっています。

主人公のサンチャゴは、エジプトのピラミッドに眠る宝を夢見て旅に出ました。

長い間一緒に時を過ごした羊たちに別れを告げて。

仲間の羊から離れて一人で旅をするのが心細かった時もあったでしょう。

それでも出会った錬金術師の助言に従いながら、サンチャゴはエジプトに向けて旅を続けます。

旅先で様々な人に会い、時に挫折や苦難を経験しながら大きく成長していきます。

サンチャゴの旅の終わりには何が待っているのか、自分の目で見て確かめてみてください。

この本はあまり有名ではありません。

そして、本の厚さもそれほどはありません。

決して長くない話の中に、多くのものが詰まっています。

文体も読みやすく、旅を通じて成長する一人の少年の姿を通じて、自分のまた成長していきます。

この本も『星の王子様』と同様に、老若男女問わず楽しめる話です。

ですが、『星の王子様』と違うのは、読む時の読者の心理状態や年齢によって、心に響く場面や言葉が変わってくることです。

なので、一度として同じ感想を持つことがありません。

この不思議な世界を知って、読者の楽しみを知って欲しいです。

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ピンポン パク・ミンギュ


ピンポン (エクス・リブリス)

ジャンルは学校、いじめ、生と死、世界の存亡。

こう聞くと、一体どんな話なんだろうと思うかもしれません。

中学校でいじめに遭っている「釘」と「チス」は卓球に出会い、卓球の練習を続けることで少しずつ変わっていきます。

この変化は二人の内面の変化だけに留まらず、いつしか世界の存亡をかけたものへと変化していきます。

二人は卓球を通じて世界をどうするのか、彼らの選ぶ世界を見てください。

韓国の小説ってすごく数が少ないんです。

韓国の人は日本人作家の小説をよく読むので。

でも、近くて遠いと言われる韓国の小説の世界を堪能して欲しいです。

日本以外の世界を柔軟に受け入れられる年齢だから。

他の韓国人作家の本もそうですが、とても癖があります。

なので、読んだら読書が嫌いになるかもしれません。

小説から少し離れることになるかもしれません。

それでも読んで欲しいのは、この小説の癖はいじめではなく、生きる事と死ぬ事を問いかけているからです。

ある日突然心を開けた二人の言葉に胸を突かれる思いがします。

同じ中学生の二人の叫びを聞いて欲しい、そして考えて欲しい。

今までどう生き、これからどう生きるのかを。

考え抜いた先にある光を自分の目で見てください。

億男 川村元気


億男 (文春文庫)

冴えない図書館司書の一男は、ある日宝くじで3億円を当てます。

喜ぶ間もなく不安に駆られた一男は、親友で富豪の九十九の元を訪れます。

九十九との再会を楽しむ間もなく、九十九は一男の3億円を持って姿を消します。

それから九十九はお金のこと、自分の人生を振り返り始めます。

導かれるように出会った人達をみて、話を聞いて、考えて。

彼が最後に出す結論を見届けて欲しいです。

お金と時間、家族や人生を振り返る小説です。

この小説を通じて、お金について考えて欲しいです。

お金は、これから先の長い人生を生きていく上で、決して切り離すことのできない存在です。

そして、お金は困ったもので、時に人生を簡単に狂わせてしまうほどの強い力を持ちます。

いい方向にも、悪い方向にも変えてしまう強い力を持つお金と、上手に付き合っていくための考え方を学んで欲しいです。

そして、お金を通じて得ることができるものや得られないものがありますよね。

その得られないものをどうしたいのか、どう大切にしたいのかを考えてください。

それが大人になってから変わることもあると思います。

それでいいです。

自分が困った時や迷った時に、原点に戻れるような印をつけておくための材料になればと思います。

さいはての彼女 原田マハ


さいはての彼女 (角川文庫)

再生をテーマにした短編小説です。

例えば敏腕社長の女性が北海道に旅行に行ったり、仕事でパワハラを訴えられた女性が休職して旅行に出たり。

少し人生に疲れた人や、仕事を拗らせて逃げるように東京を出た人や、色々な背景を持った人が出てきます。

彼女達は旅先で出会った人や物、風景に心を揺さぶられ、再び動き出す力を入れてくれます。

旅が終わることには、また頑張ってみるか、と心が動き出している、大人の世界を感じてください。

中学生から見た大人ってどんなイメージでしょう。仕事がバリバリできたり、輝いて見えたり、溌剌としていたりと様々なイメージがあるかもしれません。

でも実際は、仕事上では上手くいっていても人間関係は上手くいっていなかったり、仕事で後輩に伝えたかった熱意がパワハラに繋がったりと、上手くいかないことの方が多いものです。

それでも輝き続けている大人の方が多いのかもしれませんが、人間強い人ばかりではありません。

それは大人も同じです。

ちょっと疲れたときに旅に出て、刺激を受けて自分の本来の姿を思い出す大人だっているんだから大丈夫。

そう思ってもらえたらと思います。

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