簿記2級【仕訳の覚え方】合格を左右する重要なポイントを解説

簿記2級の試験問題が変わり、今まで以上に仕訳が合格を左右するようになりました。

よく言われていますが、「仕訳を制するものが簿記2級を制する」のです。

仕訳をしっかりと理解することで、簿記2級の合格率を上げることができます。

簿記2級合格で仕訳が合格を左右する理由

なぜ簿記2級で仕訳が合格を左右するのか?

その理由は出題される仕訳問題にあります。

簿記2級の仕訳問題
  • 第1問:商業簿記仕訳5問
  • 第4問:工業簿記仕訳3問

このように簿記2級の仕訳の問題数は多く、配点も高いので必ず対策をしましょう。

簿記2級合格者の口コミ

正確な仕訳が出来なければ正確な転記が出来ず、正確な転記が出来なければ正確な勘定記入ができません。

簿記というシステム上、仕訳の間違いは全ての間違いに影響し最終的には貸借対照表や損益計算書のミスに直結します。

仕訳が理解できると、仕訳以外の問題も理解できるようになり結果的に全体の理解度が高くなります。

簿記を勉強するうえで、最後の拠り所となるのが仕訳です。

処理を間違った貸借対照表や損益計算書から、正確な貸借対照表や損益計算書を作るといった試験問題がまさに該当します。

この処理ならこの仕訳のはずだからこのように転記されこのように勘定記入されるはず!と思えるくらい自信を持っていないと簿記2級の仕訳の問題は解けません。

プロセスの正確性の最終担保を仕訳が担っているわけです。

これが仕訳が簿記の最後の拠り所たる所以です。

正確な仕訳ができることが簿記の問題を解く上で最後のよりどころになりえる事例があることを肝に銘じていてください。

簿記2級の仕訳の勉強法

仕訳の勉強は、単純な暗記だけでは難しいです。

単語帳に「借方給与/現金貸方」、「借方売掛金/売上貸方」といった、「仕訳そのもの」を形として覚えようと単語帳を作り勉強は非効率ですし、単純な暗記だと応用できなくなります。

単純に暗記で覚えるよりも、その勘定科目について考えたり調べると仕訳の理解度が深まります。

簿記2級合格者の勉強法を紹介するので参考にしてください。

エクセルで家計簿を簿記形式で作ってみる

エクセルで家計簿を簿記形式で作ってみる勉強法はおすすめです。

  • 〇年〇月〇日 借方 水道光熱費 XXX円/ 貸方 現金 XXX円
  • 〇年〇月〇日 借方 現金 XXX円/ 貸方 売上(家族が家にお金を入れてくれた分) XXX円

といった具合でとにかくレシートから仕訳を沢山していきました。

次にこれを参考書などを参考にしながら元帳に転記をします。

これを実際に作ると大まかな簿記のプロセスを理解できると同時に、同じような仕訳が増えてくるのでいつの間にか手が勝手に覚えてくれます。

俗にいう身体が覚えたといった感じで、暗記よりも理解度が高くなります。

ネットで仕訳問題を見つけて沢山解く勉強法

ネットで仕訳問題を見つけて沢山解く勉強法もおすすめです。

これはシンプルに量で勝負する勉強法ですが、やはり経験は力になるので数多くの問題を解くのが合格のカギになります。

ネットの問題集はこちらがおすすめです。

問題も豊富ですし、解説も丁寧なので簿記2級の仕訳対策にとても役立ちます。

簿記2級の仕訳が覚えられないとき

ここまでやって覚えられないならば、方法は一つです。

簿記2級の仕訳を覚えるには勘定科目の「属性」と「属性の仕訳ルール」をマスターしましょう。

結局覚えるんじゃないかと思うかと思いますが、覚える量は大変少なくそのわりにほぼすべての仕訳に対応可能です。

簿記2級の合格者の口コミでも、これを覚えないのは大変損ですので、是非ここで覚えてみてください。

勘定科目の属性とは

まず、勘定科目の「属性」についてですがこれはまず勘定科目には5つの属性が存在します。

  1. 資産
  2. 負債
  3. 資本(純資産)
  4. 収益
  5. 費用

世の中の勘定ほぼすべてがこれらのどれかに該当しそれぞれの属性にそったルールが存在します。

それが先述した「属性の仕訳ルール」となります。

まずは、それぞれの属性の定義についてです。

ものすごく大雑把な表現になりますが、このような形になります。

資産現金や土地、将来お金などを得るための権利等。
負債借金や将来何かを渡すためのもの。
資本
(純資産)
資産と負債に該当しないもの。
収益企業活動によって生み出された成果のこと。基本的は売上が該当します。
費用収益を得るために一時的に支払ったもの。具体的には~費や~損失と勘定科目にかいてあるもの。

「属性の仕訳ルール」は下記になります。

  • 資産…資産属性の科目は借方で増えて、貸方で減ったことを意味する
  • 負債…負債属性の科目は借方で減って、貸方で増えることを意味する
  • 資本(純資産)…資本(純資産)属性の科目は借方で減って、貸方で増えることを意味する
  • 収益…収益属性の科目は借方で減って、貸方で増えたことを意味します
  • 費用…費用属性の科目は借方で増えて、貸方で減ったことを意味します

仕訳を形で一つ一つ覚えるのも悪くはないですが、大変労力がかかりそれでも覚えきれるかどうかはわかりません。

なのでまずは属性を覚えて、次に属性のルールを覚えてしまい、例外があったならそれを埋めていくといった方法論が仕訳を完璧にするうえでの一番の近道なのではないかなと思います。

覚えることが難しいのは皆基本的には同じですので、少しでも楽をしつつ自分の負担を減らすのが独学では大切かと思います。

独学で簿記2級に合格するのは簡単ではありませんが、仕訳を制することで一つの壁を超えるのは間違いありません。

簿記2級の勉強法についてはこちらの「簿記2級の独学勉強法」も参考にしてください。

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