ブラック企業の見分け方と面接時の採用テクニックをキャリアコンサルタントが教えます

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転職を考えた時、知っておいて欲しいことにブラック企業の見分け方があります。

書類作成や面接のテクニックも大事ですが、それ以上に転職を検討している企業がブラック企業だと転職を繰り返すことになるからです。

ブラック企業は普通に求人を公開して採用活動を行っているため、見分け方がわからないと運悪くブラック企業に転職ということになりかねません。

キャリアコンサルタントとして転職支援をしていますが、残念ながら一人で転職活動をしている人の中には、ブラック企業に入社してしまうケースも少なくありません。

転職で失敗しないためにも、ブラック企業を見分ける力が必要になります。

今回はキャリアコンサルタントが、ブラック企業の見分け方について、その手口やどういった方法で採用するかについて説明します。

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ブラック企業を見分けるには洗脳の手口を知ることが大事です

いきなり、本題に入りますが、ブラック企業は非常にうまい採用活動を行います。

どの企業も、優秀な人材であれば、あの手この手を使って求職者を口説きながら辞退防止しつつ、採用に繋げるのですが、ブラック企業は、表向きの口説くというやり方は行いません。

これがブラック企業の見分け方の最も効果的な方法になります。

ブラック企業の特徴として営業体質の企業が多いことがあります。

営業体質の企業は、営業力を武器に規模拡大、業績拡大をそれまで実現してきていますので、「営業トーク」が非常に上手です。

営業トークと聞いて、「いやいや、自分はそんな営業トークに屈するようなタイプではない」と思っている求職者は、要注意です。

このようなタイプの求職者こそ、ブラック企業の営業トークに引っ掛かり、転職後に不幸な結末を迎える可能性が高いのです。

企業は、選考を通して、基本的には、求職者の経験や人物面を見極めて評価し採用するかどうかを見極める場に使いますが、ブラック企業の場合は、選考の場が洗脳の場になります。

この洗脳方法の見分け方を知ることが、ブラック企業を回避することに繋がります。

面接は洗脳の場だと思ってください

書類選考では、洗脳のシーンはありませんが、面接の段階では、確実に洗脳に入ります。

面接の場は、基本的には、企業の面接官と求職者が1対1でコミュニケーションを取る空間になりますし、面接会場は、企業内で行うことがほとんどです。

そのため、ブラック企業からすると、自分の土俵で、しかも、自分が主導権を持つことができる面接の場を最高の舞台と考えています。

面接の出だしの段階では、普通に面接をしますが、中盤から後半にかけては、洗脳がスタートします。

具体的にどのような方法になるかと言いますと、ダメ出しからです。

ブラック企業は面接でのダメ出しと褒め方で見分けられる

ダメ出しとは、求職者ではなくても、自分が否定されていることを意味しますので、気持ちの良いものではないでしょう。

求職者にとっても当然のことで、面接が目的で企業に訪問しているなかで、その面接の場で、自分が面接官にダメ出しをされるとは思ってもいないはずです。

不快に感じたり、イラっとするような人もいるでしょう。

しかし、ブラック企業の洗脳は、まずはダメ出しで一旦、求職者の気持ちを落とします。

ダメ出し後に、求職者に対して、自社のビジネスに賭ける熱い思いを伝えて、かつ、最初はダメ出しした求職者に対して、今度は、長所となる部分をダメ出しの2倍、3倍以上の数を言います。

その熱い話や長所となる話の最中では、面白い話や楽しい話も交えつつですので、求職者からすると、いつしか、面接ではなく、雑談やコンサルティングを受けている感覚になるでしょう。

最初はダメ出しで不快に思っていた求職者も、熱い話、自分を必要以上に褒めてもらっている空間に気持ちが高揚し、ダメ出しのことは小さなことになり、ブラック企業でも「この会社で働きたい」と思うようになります。

ブラック企業の見分け方で重要なことは、この雨と鞭の会話術に気づけるかになります。

ブラック企業の見分け方は採用のトリックに気づくことが大事

ブラック企業の見分け方で大事なことに、採用のトリックに気づけるかがあります。

ブラック企業の洗脳の基本となることは、求職者が前向きになっているうちに内定を出すということです。

通常、企業の選考は1回ということはないのです。

平均的に2回から3回の面接回数があります。

最近のブラック企業の面接回数も2回から3回に求人上はなっているのですが、これはあくまでトリックです。

ここ数年で、ブラック企業の選考特徴として、書類選考がない、面接回数が1回など選考がかなり簡単という評判が求職者のなかにも広がっています。

そのため、ブラック企業は、この評判とは違うやり方で採用しようということで、求人には、2回から3回の面接回数と記載しているのですが、実態はと言うと、1回だけです。

面接の場において、自分がひたすら褒められ、ブラック企業のビジネスモデルに関して熱い思いを伝えられ、更には・・・その場で内定が出たらどうでしょう。

しかも、ブラック企業の面接官は、面接内で求職者にこのような言い方をします。

「当社の求人を見た通り、通常は面接が2回から3回で、今回の面接の後は残り1回から2回の面接の予定でしたが、〇〇さんは、非常に優秀で当社としても是非、入社して欲しいので、特別に今回の面接で内定にしたいと思います。」

このセリフに特別感はありせんか?

本来ならば、2回から3回の面接が、自分が優秀であるために短縮され1回の面接で内定です。

しかも、その場で、内定を出されると、なるべく早く内定を勝ち取り、転職を決めてしまいたい求職者からすると、最高でしょう。

特別感を出す面接もブラック企業を見分けるポイントになる

当然のことながら、特別に短縮するということは実際とは違います。

他の求職者も同じように1回だけの面接で終わりです。

求人には2回から3回と書いている選考内容も、それは、あくまで求職者の母集団形成を目的にしたウソ表現です。

最初から複数回の面接を行うつもりはなく1回だけで終わりにしようとしています。

普通に考えて頂きたいのですが、企業は組織で成り立ち、採用後は、そう簡単に解雇してはいけない企業の立場があるなかで、毎月、給料という固定費が発生します。

企業にとっては、採用という行為は経営リスクが高いものです。

リスクが高い分、中途採用者である求職者には即戦力を期待し、慎重な選考を行うのです。

ブラック企業からすると、慎重になる必要はなく、洗脳によりいかに早く労働力を確保するかが大事なことです。

だから、1回だけの簡単な選考でジャッジメントすることができるのです。

ブラック企業は求職者をつなぎ程度にしか考えていません

ブラック企業は採用を労働力の確保としか考えていませんから、採用後に長期的に就業するとは考えていません。

その場つなぎの労働量さえ担保できればそれで十分で、ブラック企業側は採用成功と言えるのです。

このように、特別感を演出されて、その場で内定が出て大きな喜びに浸れる期間は、内定から入社日までの1カ月ぐらいです。

その間は、早く転職したいとワクワク感いっぱいになるでしょうが、入社後は地獄です。

初日から夜中まで仕事があり、しかも、仕事は次から次へと入ってきて、そのうち自宅に帰ることもできないぐらいの残業になり、会社に寝泊まりするような生活になってしまいます。

このような生活を長期的に続けることは難しいでしょう。

そうなると、その求職者が考える選択は、退職&転職です。

それも、転職から数カ月程度で。

求職者に知っておいて欲しいことは、転職は人生で何度もするようなことではなく、転職は確かに便利なことではありますが、早期転職は、求職者の経歴上、マイナスにしかなりません。

ブラック企業への転職後の次の転職においても、ブラック企業への転職を決めてしまったばかりに経歴の傷がつき、転職活動で苦戦する過去の経歴を自分で作ってしまうことになります。

年齢が上がれば上がるだけ、応募できる求人数は減ります。

そのなかで、ブラック企業への転職が原因で職歴に傷をつけて転職活動をしにくい環境を作った場合の自分を想像してみてください。

ブラック企業の洗脳によりブラック企業への転職は求職者にとって人生のリスクにしかなりません。

キャリアコンサルタントが教えるブラック企業を回避する転職方法

ブラック企業の洗脳を回避し、ブラック企業への転職をしないためには、どのような転職活動方法を取れば良いでしょう。

キャリアコンサルタントとして提案したいことが、転職エージェントの活用です。

その理由は、もちろん求人紹介数が豊富ということもあるのですが、求職者にとって天敵とも言えるブラック企業の見分け方を教えてくれるからです。

正確に言えば、ブラック企業を紹介しないので、安心して転職活動ができます。

転職サイトやハローワークはどうなのか

転職サイトやハローワークなどの転職活動は、どちらも求職者が自分ひとりで求人を検索し、応募し選考を受けなければなりません。

求人検索から内定・転職まで一切のことを自分一人で、しかも、企業と1対1の環境で行う必要があります。

求職者からすると転職活動は、情報不足が否めず、また、他の求職者がどのような転職活動をしているのか、してきたのかを知ることは難しいです。

完全に個人行動、かつ、情報不足です。

この環境で転職活動をした場合、求人検索した結果、自分が興味を持った求人元の企業がどのような企業か、または、ブラック企業かどうかの見極めはだれがするのでしょう。

求職者自身になります。

情報が少ないため、その求人企業の情報や、求人の見方すら曖昧ななかで見極めなければなりません。

その上、ブラック企業は選考中に洗脳をしてきますので、ブラック企業だと認識することは求職者は不可能に近いです。

担当のキャリアアドバイザーがブラック企業の情報を提供してくれる

エージェントを利用すると、求職者には必ずキャリアアドバイザーという専任の担当者がつきます。

キャリアアドバイザーは転職支援のプロであり、どの企業がブラック企業かどうかも過去の情報も含めて知っています。

実は最近のエージェントは、ブラック企業の求人を受け付けないスクリーニング機能を充実させています。

担当のキャリアアドバイザーは、その求人の企業がどのような企業で、ブラック企業かどうかの判断やアドバイスもしてくれます。

相談をすることで、ブラック企業の洗脳を受けることも防げますし、ブラック企業への転職も回避することができるのです。

今回紹介したブラック企業の見分け方を頭に入れつつ、転職活動を成功させて頂ければと思います。

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