フリーランスは失敗する可能性が高い!キャリアコンサルタントが教えるフリーランスのデメリットと収入を増やす方法

ここ数年、フリーランスになって失敗している人が増えています。

特にネットビジネスの活性化により、IT業界でフリーランスが多くなっている印象ですが、一方で事業に失敗して苦しい思いをしている人もたくさんいます。

会社員時代よりも自由度の高い労働環境、より高い報酬を目指せるフリーランスは確かに魅力的です。

今の会社に限界を感じていて、もっと良い環境、高い報酬を目指して転職しようかフリーランスに転身しようか思い悩んでいる人も多いでしょう。

ただフリーランスには大きなデメリットもあり、それをよく理解していないと大きな落とし穴にはまってしまう可能性があります。

今回は、転職との対比をしながらフリーランスのデメリットと、フリーランスになって失敗した例を紹介します。

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フリーランスに失敗する人はデメリットを理解していない

フリーランスを自由で楽だと思っていたら、その考えは少し甘いと言わざるを得ません。

フリーランスとして働くことができれば、確かに自分のやりたいように仕事をすることができますし、仕事を選ぶこともできます。

給料の面でも、働いた分だけ収入になるので、会社員時代の倍以上の収入になっているフリーランスも少なくありません。

フリーランスに転身するということは、こうした美味しい話もあるのですが、それは前提として、成功した場合のことです。

自分のスキルを過信してフリーランスになって失敗している人も実は多いです。

それは仕事におけるスキルの話だけではなく、フリーランスとしてのデメリットが大きく関係しています。

特に大きく分けて、以下の4つについてはよく覚えておいて欲しいです。

    • フリーランスは転職直後にかなり苦労します
    • 常に収入が不安定になるリスクがある
    • 保険、税金をすべて自分でやることになる
    • サラリーマンの特権だった有給休暇がなくなる

フリーランスとして転身する前に、自分がフリーランスとして成功するレベルのビジネスレベルにあるのかどうかを熟考した上で決断することが重要になります。

フリーランスは転職直後にかなり苦労します

まず最初に伝えておきたいフリーランスのデメリットは、転身直後は相当苦労するということです。

フリーランスは、別名では個人事業主ですから、言ってみれば自分が社長です。

すべてのことは自分で行いますし、また、良いことも悪いこともすべて自分の責任になります。

企業に在籍していた社員であれば、自分が失敗やミスしたことは、ある程度の責任にはなりますが、最終的な責任は上司や会社ということで、大した責任追及にはなりません。

フリーランスは、自分が社長ですので、収益を上げるためには、自分ひとりで顧客を探し、仕事をする必要があります。

ベンチャー企業という会社がありますが、ベンチャー企業のアーリーステージの社長をイメージして頂ければ、フリーランス転身直後の姿はそれに近いです。

どのベンチャー企業も開業時は顧客はありませんし、労働者時代の顧客がいたとしても、その数は少ないです。

フリーランスも同様で、それまでは、在籍していた企業の社名という看板があったために、顧客開拓もできましたし、既に顧客となっていた点もあったため、新規開拓にはそこまで苦労することはなく収益も確保できたでしょう。

フリーランス転身直後は、今まで経験したことがないような顧客開拓と顧客がいなければ収益がない訳ですから、自分の収入がないということで生活にも影響があり、そのプレッシャーは尋常なものではないです。

フリーランスとして転身しようとするならば、出だしは24時間365日稼働するぐらいの覚悟と心身の健康がなければなりません。

常に収入が不安定になるリスクがある

絶対に覚悟しなければならないフリーランスのデメリットは、それまでのような固定的な給料が入らないということです。

雇用の安定という言葉を聞いたことがあるでしょう。

日本人は安定が大好きです。

そのため、乱高下することよりも安定的な収入を確保したいということで、一般的には今の会社が嫌であれば、転職する選択を選びます。

フリーランスともなれば、確かに自分で稼いだ分はすべて自分のものになるので、当たれば大きな収益を確保できます。

ですが一方で、この月は必ずこの金額が給料になるということはありません。

それまで継続的に取引していた顧客との契約が終了になれば、その後、その顧客からの収益はなくなります。

つまり、給料が減るということです。

フリーランスとして働くということは、自由度が高い分、責任はすべて自分ということになります。

安定に近い収益を確保し、安定に近い給料を得るためには、新規開拓活動を怠ってはいけません。

怠った分、安定には程遠くなり、かつ、収益も減ってフリーランスとして失敗する可能性が高いことを覚えておいてください。

保険、税金をすべて自分でやることになる

フリーランスとは個人事業主または独立ですので、転身前の準備として必ず登記手続きが発生します。

企業であれば、登記は、総務や委託している場合は行政書士が得意で担当することになるのですが、総務関係でフリーランスになるということは滅多にないので自分の得意分野ということは想定できません。

そのため、今まで全く知らなかった分野に関しても自分で調べて自分で対処しなければならないデメリットがあります。

登記と言葉で言うだけであれば、簡単なのですが、登記手続きに関しては思っている以上に複雑で非常に面倒です。

数日で手続きが完了するということはまずありませんし、登記申請しても書類に不備があったり、申告内容に間違いがあれば、その都度、行政に確認したり訪問して修正しなければなりません。

また、その他の事務処理として、転身後の保険や税金関係も自分で行います。

保険に関しては生命保険などの私的保険ではなく、国民年金という公的年金です、

日本は全国民が何かしらの公的年金に加入しなければなりません。

20歳から60歳を原則として、1号被保険者であれば国民年金に加入義務があります。

国民年金制度の被保険者には1号被保険者の他、2号、3号がありますが、フリーランスは全員、例外なく1号になり、国民年金の加入義務があります。

役所に手続きをしにいき、それを毎年、一定期間単位で納付しなければなりません。

そして保険以上に手間なことが税金です。

企業に在籍していれば、所得税は毎月、給料天引きで会社が行ってくれましたので気にすることはありませんでした。

しかし、フリーランスはこれまた自分で行う必要があります。

確定申告です。

毎年2月から3月にかけてテレビなどで申告の案内がありますが、今までは自分に関係ないということで、スルーしていても良かったのですが、フリーランスはまさに自分が対象です。

税金には所得税の他、消費税や法人税が発生します。

法人税はフリーランスとして法人化した場合に発生しますが、それ以外の税金は必ず発生します。

昔に比べて手続きが楽になったとは言え、転身後の収支の証明となるすべての書類を税務署に持ち込み、納税しなければなりません。

こうした手続きが面倒であるため、税理士や公認会計士と顧問契約してすべて委託するという手段もあります。

ですが顧問料はかなり高いですので、転身後にまだ収益確保ができていない場合は、費用的な面でデメリットがあり、顧問委託することも難しいです。

アフィリエイトなどで成功してフリーランスになった人も、こうした処理を知らずに失敗している人も多いです。

サラリーマンの特権だった有給休暇がなくなる

自分が企業に在籍していたときに、身内に不幸があった、体調を崩したというときに、給料が下がらずに休むことができたでしょう。

国は、労働者の特権として労働基準法に有給休暇という制度を取り入れています。

入社初年度であれば、10日、その後、在籍年数に応じて11日、12日、14日・・・と最大20日まで毎年付与されるのです。

また、企業によっては(大半の企業は制度として持っています。)、特別休暇があります。

具体的に言いますと、結婚した際に付与利用できる休暇、慶弔休暇などが一般的です。

この他にも産前産後、育児、介護に対応した国が法律として整備している休暇があります。

これらの休暇を自分の都合に合わせて利用することができるのですが、フリーランスは労働者であって、労働者ではありません。

法的には、使用者という扱いになります。

自分が代表で自分が社員ということで、代表という立場を優先して国はあらゆる労働者保護の制度の適用外としています。

転身後、死ぬまで健康を約束できる人はいますか?

恐らくいないでしょう。

フリーランスは、休めば休んだだけ収益に影響し自分の給料にもマイナス反映されます。

今まで使えていた国や会社の制度が使えないということは、デメリットとなる部分です。

ネットビジネスでフリーランスになり失敗した人も多い

これはここ数年の話になりますが、ネットビジネスで成功してフリーランスになった人がたくさんいます。

いわゆるアフィリエイターと呼ばれる人たちですが、彼らはサラリーマン時代の何倍もの収入を得ることに成功しました。

私の知る限り、アフィリエイトで年に2億以上稼いでいる人もいました。

これだけの金額を稼げたら、当然ですが企業に属することがバカバカしくなりますよね。

      • 上司にしかられる
      • 安い給料でこき使われる
      • 休みが少なく仕事が忙しい

ホワイトと呼ばれる企業ですら、不満を挙げたらきりがありません。

アフィリエイトで成功した人たちは、フリーランスになったり会社を作るといった動きを見せました。

ただし甘い話はなく、多くの人はグーグルのアップデートで収入源を失ってしまったのです。

つまりフリーランスとして失敗してしまったのです。

税金は前年に稼いだ金額から算出されるので、当然かなりの額になり会社の運営もできなくなります。

また一度失敗するとモチベーションが下がり、もうフリーランスとして働きたくないという人もたくさんいます。

まだ成功している人も多いアフィリエイトですが、ネットビジネスでフリーランスになり辛い転落をしている人も多いことを覚えておきましょう。

フリーランスで活躍している人に多い職種

アフィリエイトなどのネットビジネスは、稼げている時はいいのですが、いつ終わりを迎えるかわかりません。

ではフリーランスで活躍している人にどんな人がいるかというと、WEB系の仕事をしている人になります。

      • WEBデザイナー
      • WEBディレクター
      • プログラマー

などのWEB系職種は、フリーランスとして成功している人がたくさんいます。

大きな仕事ではなく、中小企業を相手にしている案件が多いですが、スキルがあればクライアントと長く付き合うことができます。

もちろん、こうしたWEB系の職種も簡単ではありませんが、クライアントと良い関係を保てればアフィリエイトのように転落することはないでしょう。

ただデメリットとして、やはり休みなどを自由に取ることはできず、クライアントによってはかなり忙しくなることがあります。

ですがWEB業界は今後も伸びていくことが予想できるので、スキルがあれば仕事には困らないでしょう。

プログラマーなどは、フリーランスになってかなりの年収を稼いでいるケースもあります。

参考:フリーランスプログラマーのメリットとデメリット 大学中退でも目指せる年収1000万

ちなみに最近の傾向として、営業からWEBディレクターになって、経験を積んでからフリーランスになる人も増えています。

WEBディレクターとして企業のホームページなどをコンサルタントしている人も多くなりました。

参考:未経験からWEBディレクターに転職する方法!現役ディレクターが教える経験を補う3ステップ

キャリアコンサルタントとしてはフリーランスよりも転職の方がリスク分散になるのでおすすめ

キャリアコンサルタントとしての意見になりますが、フリーランスとして転身するよりも転職の方がおすすめになります。

ここまでご紹介したフリーランスのデメリットを見て頂ければ、思っている以上にデメリットが大きいことに気づいたはずです。

確かにフリーランスとして成功すれば、会社在籍時代では考えることができないぐらいの収益を確保することができます。

ですが自由度という意味では、労働時間が極めて長くなります。

決められた時間に働く必要はないとしても、仕事に向き合う絶対的な時間数が長くなるデメリットは避けられません。

また有給休暇などがありませんので、仕事に拘束されることの方が多いです。

冒頭で、フリーランスに転身した場合は、自由度が高い、高い報酬ということを言いましたが、自由に自分が働く時間を決めることはできても、働く時間が少なくなるということはありません。

もし、フリーランスにリスクがないのであれば、転職するよりもフリーランスとして転身した方が絶対に良いです。

ですがフリーランスとして転身すると、このようなデメリットがあることを想定しているため、デメリットを考えて安定の道である転職を選ぶ人の方が多いのは当然のことになります。

フリーランスではなく副業ができる会社に転職するのが一番おすすめ

今は副業が当たり前になりつつあります。

企業体質が古い中小企業ではまだ、導入されていませんが、大手企業やベンチャー企業では、副業を認めている企業が多くなっています。

それらの企業に転職できれば、会社の仕事をしつつ安定を確保した上で、自分のできる範囲で副業を行うことができます。

副業であれば、毎月安定した収入があるので、フリーランスのようなデメリットはありません。

毎月の給料に加えて、自分が稼いだ分が上乗せされますので、ゆとりある生活を維持することができます。

仮に副業に失敗しても、企業に在籍して仕事をしていれば、毎月の給料は支払われますから、リスクは回避できます。

ただ副業禁止の企業もまだ多いので、転職を考えているなら転職エージェントに副業もできる企業を紹介してもらいましょう。

今は副業ができる企業も増えていますし、むしろ禁止している企業は時代に乗り遅れていると言えます。

本当におすすめできる転職エージェント

どの転職エージェントを使えばいいのか?という点ですが、まずは大手3社を押さえておくのが一番です。

どの転職エージェントも求人数が10万件近いレベルで、他のエージェントに比べて飛びぬけています。

おすすめの理由としてはホワイト企業が多く、大手企業の関連会社など安定した優良求人を抱えているからです。

企業が転職エージェントを利用するにはお金がかかるため、財政的に安定した会社しか利用できません。

また、エージェントを利用するためには審査がありますし、広告コストもそれなりにかかります。

それだけの投資をしても人材を採りたい!という会社の多くは、待遇が手厚く、長期的なキャリアを持って育ててくれます。

もちろん即戦力を歓迎している会社もあり、年収アップの転職にも対応しています。

一方、ハローワークや求人雑誌などは、広告コストが安く(ハローワークは無料)質の低い求人も多いです。

安く人材を雇って使い叩こうというブラック企業もあるため、転職失敗のリスクがありおすすめできません。

転職エージェントでは、そういったブラックな求人が少ないため、優良求人を安心して探すことができます。

さらに、転職エージェントが優良求人の中から、あなたのキャリアにあった求人を選んでくれます。

求人選びにかかる時間的コストは大きいですから、そこを大幅に省略出来るのは求職者にとって大きなメリットになります。

大手3社は求人の選択肢が豊富で、かつエージェントが良い求人を厳選してくれます。

現職の不満点をしっかり伝えることで満足のいく求人に出会える確率が高くなりますよ。

ただし、エージェント大手といっても担当者の性格や質は人それぞれです。

もし担当者と意見がマッチしない、どうも信用出来ない…と感じたら、別のエージェントを利用してあなたにあった担当者を見つけるようにしましょう。

転職エージェントはプロですが、だからといって全てのエージェントがあなたに合う、あなたを理解してくれるとは限りません。

大切なのは、転職支援のサービスを上手に利用することです。

「なんか、転職活動が上手くいかないな・・・」と思ったら、別のサービスに切り替えましょう。

担当アドバイザーと相性が悪いから別のエージェントにしたら、転職活動がスムーズに成功したといった体験談もありました。

このような口コミも多く、キャリアコンサルタントとして一番おすすめの選択は、大手3社から1社、自分に合うアドバイザーを探す方法です。

まずは1社登録をして、キャリアアドバイザーとの相性を見極めます。そこで相性が悪ければ、他のエージェントに切り替えましょう。

転職エージェントは登録後、電話あるいはメールで連絡が来るので、面談日を決めてキャリアカウンセリングをして、そこから求人のオファー&応募という形になります。

何度かやり取りをしていると、担当アドバイザーの性格がわかります。

担当アドバイザーが信頼できると感じたら、転職エージェントに全て任せましょう。

一度登録してしまえば、あとは書類を作る手間なく転職活動が出来るので、上手に利用して転職を効率的に進めることをオススメします。

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