小学生の通信講座で成績は上がらない!?塾講師が教える通信教育の勉強法

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小学生の勉強法で、通信講座を利用しているけど成績が伸びないと悩んでいる方も多いと思います。

通信教育のような自宅でできる勉強法は、小学生の勉強法としては昔からある人気の教育になります。

ですが実際のところ、通信講座を利用しているけどテストで点が取れないや、子供のやる気がないといった悩みを持つ親御さんも多いです。

塾業界で仕事をしていると、こうした悩みを持つ親御さんが多く通信講座にもデメリットがあると感じます。

個人的には通信講座に対して否定的な気持ちはなく、上手くハマれば小学生の勉強法としてはかなりおすすめできると思っています。

今回は、小学生の通信講座を使った効果的な勉強法と、人気の通信講座について塾講師として見解を述べたいと思います。

塾関係者としてどうかと思われるかもしれませんが、本音を伝えたいと思います。

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通信講座は小学生の勉強法として最適ではない

いきなり通信講座に否定的な意見になりますが、小学生の勉強法について考えたいと思います。

一般的に小学生の勉強法としては

  • 自宅学習
  • 家庭教師

のどれかを利用するのが一般的でしょう。

通信講座は、この中で自宅学習に当たるものと考えます。

ではなぜ、通信講座が小学生の勉強法として最適ではないのかを説明したいと思います。

自宅学習は一人で勉強できる子供向け

通信講座を利用する家庭の多くは、子供が勉強しないや子供の成績が思わしくないからだと思います。

こうした小学生の場合、一番の問題点として通信講座を使っても勉強しないことがあります。

とりあえず気軽にできそうだしと通信講座を使うのですが、子供が勉強しなければ通信教育を利用しても意味がありません。

通信講座の欠点になるのですが、自宅学習は子供が進んで勉強しなければ成果は表れません。

ここが通信講座を利用する時に気をつけてほしい点になります。

質問できる相手がいない

小学生に通信講座をおすすめできない理由に、質問できる相手がいないこともあります。

親に聞ければ一番良いのですが、それが難しい場合、解けない問題を理解しないまま進んでしまう可能性が高いです。

マンツーマンで質問できる家庭教師などと違い、通信教育にはこうしたデメリットがあります。

進研ゼミの赤ペン先生などは、添削されて説明が書いてあるので良いのですが、それで理解できない小学生が多いのも事実です。

通信講座で結果を残せる小学生の特徴

否定的な意見を述べましたが、通信講座を否定しているわけではありません。

実際に通信講座を使って、成績が著しく上昇した小学生もたくさん知っています。

では通信講座で結果が残せる小学生と、そうでない小学生の違いはなんなのでしょうか。

通信講座の勉強法に興味が持てた

成績が伸びた小学生に話を聞くと、「やっていて楽しかった」「内容が面白かった」など勉強に興味が持てた傾向があります。

学校の教科書や参考書は面白くないと感じている小学生でも、漫画やイラストを多用している通信講座の勉強法なら嫌がらず勉強できることがあります。

勉強を楽しいものや、興味が持てるものとして認識できた小学生は、通信講座で成績を伸ばせています。

昔の紙媒体の通信教育に比べると、今の通信講座はこの点ではかなり進化しています(後述します)。

わかるが実感できた

勉強の醍醐味は、「理解できた!」になります。

小学生で勉強が嫌いな子供の多くは、わからないから嫌いになっている傾向にあります。

逆に勉強ができる小学生は、内容が理解できているので楽しいと感じているのです。

通信講座のデメリットはわからない内容を質問できないことですが、逆に通信講座で理解できれば勉強が楽しいと感じられるようになります。

コツコツ勉強するのが好き

これは子供の性格によりますが、コツコツ勉強するのが好きな小学生も通信講座で結果を残しやすいです。

通信講座は独自のカリキュラムを組んでいますが、基本的に自分のペースで勉強することができます。

塾のようにどんどん進むことがないので、わからなければ理解できるまで繰り返すことができます。

勉強が苦手だったけど通信教育で理解できるようになる小学生は、コツコツと課題を取り組んでいる傾向にあります。

こうした傾向がある小学生は、通信講座を使って成績を上げている傾向にあります。

小学生向け通信講座は進化している

通信講座についてマイナス面をお伝えしましたが、個人的に今の通信教育は小学生の勉強におすすめできると感じています。

その理由として、昔の紙媒体の内容に比べて圧倒的に進化しているからです。

紙媒体の通信講座は、正直言って面白いものではありませんでした。

ですが今はパソコンやタブレットを使った通信講座が一般的になりました。

その内容は昔に比べてかなり進化していて、塾講師が見ても参考になる授業をしているものもありました。

特に動画で勉強できるようになり、紙媒体の頃の「読む」勉強から「見る」勉強に変わったのが大きいと感じました。

はっきり言って、昔の通信講座は参考書を読む勉強法とあまり違いはないと思います。

お金をかけて利用する価値はあまりないと思いしたが、今の通信講座は動画やゲーム要素を取り入れて小学生が興味を持てる工夫が満載になっています。

ステマっぽく聞こえるでしょうが、下手な塾や家庭教師よりも効果があると思います。

無料体験を利用してみること

最近の通信講座は、小学生が勉強に興味を持てる工夫が散りばめられています。

ですが、やはり相性があり内容に興味が持てなければ結局、勉強をしなくなります。

どんなに内容が充実していても、勉強しなければ意味がありません。

そうならないためにも、最初は無料体験から始めることをおすすめします。

今の通信講座は、オンラインでできるものが多く、無料体験でどのような内容なのかを確認できます。

そこで子供が興味を持てば、継続していけばいいのです。

ネットで簡単に申し込みや退会ができるので、面倒な手続きなく利用することができます。

子供との相性が良ければ、通信講座はとてもお勧めできる勉強法になります。

小学生の通信講座を比較

小学生の通信講座を検討している場合、どの講座を使うかがとても重要になります。

今回紹介するものは、教育業界では有名なもので、一定数以上の評価を得ているものになります。

塾講師としての意見も交えて説明しますが、どれも教材としては優秀です。

進研ゼミ チャレンジタッチ

おすすめ ★★★★☆
月額料金 3343円~
特徴 勉強に興味を持たせる工夫が満載

「進研ゼミ チャレンジタッチ」は、教育業界大手のベネッセが提供している通信講座です。

タブレットやテキスト、実験道具など、色々な手段で小学生に勉強を楽しんでもらうよう努力しています。

アニメーションで楽しく勉強できるタブレット学習は、口コミ評判がかなり良いです。

従来の紙媒体のテキストもあるので、「見る」だけではなく「読む」能力も身に着けることができます。

懸念としては内容が充実し過ぎているので、子供が「多すぎて勉強したくない」と感じないかです。

内容が充実していて塾講師としてイチオシなのですが、少しやることが多すぎるかなとも感じました。子供一人で学習させるのは辛いかもしれないので、親のサポートもあった方がいいかもしれません。勉強に興味を持てたらドンドン進めるので、それまでサポートしてあげれば最高の教材となるでしょう。

進研ゼミ

スタディサプリ

おすすめ ★★★★★
月額料金 980円
特徴 各分野に特化した有名講師による授業

リクルートが提供している通信講座で、小学生向けの小学講座の口コミはとても高いです。

神講師と呼ばれる超有名講師による動画授業は、一度聞いてみてほしいです。

小学校の先生との違いは、その分野の専門講師なので教え方の知識が圧倒的に違います。

カリキュラムも充実していて、理解度も定着テストなどで確認することができます。

通信講座としては超優秀ですが、気になるデメリットはサポート(担当の先生など)がいないことです。

ですが授業はとてもわかりやすいので、試しに無料体験してみるのもおすすめです。

受験業界では絶対に使うべきと言われている教材で、通信講座としてはイチオシになります。リクルートが運営しているだけに安心感もありますし、内容は間違いなく他の教材に比べて頭一つ抜けています。それで月額が980円と安いので、人気が出るのは当然だと思います。

スタディサプリ

スマイルゼミ

おすすめ ★★★☆☆
月額料金 3200円~
特徴 中学受験まで対応しているカリキュラム

ジャストシステムが提供している通信講座で、口コミで話題になり人気となりました。

専用のタブレットを使うので、懸念となるゲームやネットで遊ぶことを防ぐことができます。

勉強した分、アプリで遊ぶことができるのですが、この機能は必要なのかと疑問でした。

中学受験にも対応しているだけに、難易度も易しいものから高いものまで範囲が広いです。

デメリットはタブレットが専用なので、故障したときに学習が止まってしまうことです。(口コミを見ると変更はしてもらえますが、カスタマーサポートの対応は微妙という声もありました)

中学受験を考えている家庭向けの通信講座です。基礎的な内容も学習できますが、他の通信講座に比べて強みが見当たらなかったのでマイナスポイントとしました。ですがカリキュラムは安心して使えるレベルなので、おすすめできる通信講座として紹介しました。

スマイルゼミ

Z会 小学生タブレットコース

おすすめ ★★★★☆
月額料金 5833円~
特徴 課題で理解度の定着ができる

「Z会 小学生タブレットコース」は、その名の通りZ会が提供している通信講座です。

子供の進捗に合わせてスケジュールが作られるので、一人での学習も無理なく進めることができます。

担当指導者もいるため、塾に通うのと同じような感覚で勉強することができます。

気になるところは、通信講座として少し高いのと、iPadの一部シリーズでしか対応していないことです。

Z会が運営しているので、カリキュラムに関しては安心することができます。ただ値段が安いわけではないので、通信講座として利用するかは検討材料になります。ですが塾に通うのと同じレベルの授業が自宅でもできるので、その意味では利用価値の高い通信講座として紹介できます。

Z会の通信教育 資料請求

RISU(リス)

おすすめ ★★★★☆
月額料金 2480円~(利用した分だけ課金)
特徴 一人一人の理解度に合わせた学習スタイル

算数に特化していて、かなり考えられた内容になっている注目の通信講座です。

一人一人の学習データをもとに、その人に合った最適な授業スタイルをとる凄い内容になっています。

忘却曲線(授業内容を忘れる)の理論も取り込んでいて、授業の定着で重要な「復習」の環境もしっかりしています。

東大や早稲田の学生によるフォローも話題です。

算数が苦手な小学生は多いので、是非とも試してほしい教材になります。

かなり充実した内容になっているのですが、算数のみと東大生のフォローがいつまでできるかわからなかったのがマイナスポイントでした。ただ一言で言うと「素晴らしく」、個人的にこうした学習スタイルの通信講座が増えると、塾講師の立場が危うくなると感じたほどです。

RISU

デキタス

おすすめ ★★★★☆
月額料金 3000円~
特徴 学習塾のノウハウが詰まっている通信講座

デキタスは、予備校で有名な城南グループが提供している通信講座です。

予備校監修なだけに内容はしっかりしていて、カリキュラムは小学生が無理なく学習できる学習スタイルになっています。

苦手な教科や問題を解決する「間違えた問題の自動蓄積」や、自分でテストを作れる「テストモード」があります。

デメリットは他の通信講座に比べて淡泊な印象なので、小学生が興味を持てるのか不安が残ることです。

ミスを少なくする学習スタイルで、学習塾らしいテストで結果を残せる勉強法が特徴です。ただ興味を持たせることには特化していないので、勉強嫌いな子供が楽しめるのかが継続のポイントになるでしょう。

デキタス

すらら

おすすめ ★★★★☆
月額料金 入会金10,000円(税抜)※無料キャンペーンあり
8000円~(短期コースもあり)
特徴 勉強が苦手(嫌い)な小学生向けのカリキュラム

「すらら」は勉強嫌いや学習障害者向けの通信講座です。

無学年方式という、学年に関係なく個人のペースに合わせたカリキュラムになっていて、勉強嫌いな子供でも無理なく取り組むことができます。

担当のコーチの制度があるので、通信講座の欠点である一人で学習している感覚が少なくなります。

気になるところは、通信講座としては金額が高いことになるので、無料体験できちんと相性を確認しておくことをおすすめします。

個人に合ったペースで勉強できるので、勉強嫌いな小学生に試してほしい通信講座です。内容はとても充実していておすすめできるのですが、費用が塾に行くのと変わらないことです。不登校の子供向けなど、丁寧なサポートを心がけているので、学校が嫌いや勉強が嫌いな小学生は試してみる価値はあると思います。

すらら

まなびwith

おすすめ ★★★☆☆
月額料金 3317円~
特徴 オリジナル教材を使った小学生向けのカリキュラム

「まなびwith」は、小学館が提供している通信講座です。

TVなどのメディアでも広告が流れているので、知っている人も多いと思います。

その特徴は独自のカリキュラムで、小学校の教科書では学べない応用力も身に着けられることです。

懸念は従来の紙媒体中心の学習スタイルになるので、勉強が嫌いな小学生には厳しいかなと思います。

小学館のノウハウが詰め込まれているので、内容の充実度はかなり高いです。ただ他の通信講座がタブレットやオンラインでの学習を取り入れているのに対し、少し流行から後れている気もしたのがマイナスポイントです。

まなびwith

通信講座はレベルに合わせたものを選ぶこと

今回、紹介した通信講座はどれもレベルがかなり高いです。

小学生に必要な知識はしっかり学べますし、学校の成績を上げる工夫も随所に施されています。

ただ、それでも気をつけなければいけないことは、子供のレベルや学習スタイルに合っているかです。

各社の通信講座はどれも優秀ですが、やはりターゲットに違いがあると感じました。

勉強ができる子供向け

勉強が得意、勉強が好きといった小学生ならば、「Z会」、「まなびwith」、「デキタス」がおすすめです。

基礎だけではなく応用力も学習することができますし、今より一つ上のレベルになれる要素をたくさん取り入れているからです。

算数に限って言えば、「RISU(リス)」もおすすめできる通信講座です。

勉強が得意な小学生は無理して通信講座を利用する必要はありませんが、内容はとても良いので一度試してみてもいいかもしれません。

万人受けの通信講座

どのレベルにもおすすめできる通信講座は、「チャレンジタッチ」、「スタディサプリ」、「スマイルゼミ」になります。

基礎的なポイントも押さえていますし、小学生が勉強を楽しめる工夫を取り入れているからです。

どの通信講座もしっかりと勉強すれば結果が伴うはずなので、子供が集中できているかを注意して観察してください。

もし集中していなければ合っていないので、他の教材に変えることをおすすめします。

勉強が嫌いな小学生向け

勉強が嫌いな小学生は、「すらら」、「スタディサプリ」、「スマイルゼミ」がおすすめになります。

基礎的な内容を丁寧に勉強できることと、できるだけ勉強に興味が持てる工夫が多いのがこの3つだからです。

算数に関しては「RISU(リス)」もおすすめですが、一つの教科だけ勉強したいという子供以外はおすすめできません。

全く勉強しないのであれば、「すらら」がそういった小学生から評判がよいので試してみる価値が高いです。

通信講座を利用しても最終的に親のサポートは必要

小学生の通信講座は目まぐるしく進化をしていますが、それでも勝手に成績が上がる魔法の勉強法ではありません。

きちんと勉強をして、わからないことを復習しなければ成績を上げるのは難しくなります。

これは塾に通っていても同じで、「勉強しているつもり」になっている安心感でわからないことを放置してしまうと、せっかくお金をかけてやっている意味がなくなります。

通信講座を利用するのであれば、親御さんが子供の学習進捗をチェックするなどしてサポートしてあげて下さい。

勉強をしたら褒めてあげる、成績が上がったらご褒美を上げるなど、勉強のモチベーションを上げる工夫をすると効果が出やすいですよ。

特に小学生低学年(4年生くらいまで)は、親がサポートしながら勉強すると伸びることも良くあります。

やり方次第では学習塾に行くよりも効果が出やすいので、「やる気」を上げる方法を意識して利用してみて下さい。

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